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ガールズ&パンツァー劇場版  

友人と暇だから
「劇場版ガールズパンツァー」を見に行くことになりました。

GirlsPanzar.jpg

「3分でわかるTV版のおさらい」という親切なのか新参お断りなのか判断に迷う映像が冒頭にありました。
ちっこいSDキャラはかわいかった、うん。
何にも知らずに行きましたが、今作はTV版の再編集ではなく新規内容となってました。

大体の流れは大洗のメンバーや歴戦の学校が集結し、アベンジャーズよろしくオールスターチームを組んで、さあ今回の敵に挑むぞみたいな、TV版見た人なら熱くなるしかない内容でした。
キャラの特徴が豊かで、各々にしゃべるシーンかアクションシーンの何かしらは用意されてたと思います。
ただ、そもそもキャラクターが多くて一人に割り振る時間が少なく優遇冷遇のキャラがあったり、主人公の周り4人達はしゃべりはするけど、この劇場版の活躍としては少なかったなという印象。
主人公の西住みほと各学校の隊長さん目当てならラッキーです。
新キャラもいくつか出てたし、これで同人誌が潤って、さらにガルパンの熱を集めて次作はプロリーグか世界大会に持っていくのかな?
憶測だけどマーケティングも考えて狙ってそう。

あとこういうキャラモノ作品でありながら戦車の映像もやたらすごかった。
横一列にダーッと走るだけでも圧巻。
映画館だから戦車のリアルな砲撃音を鳴らし放題だし、500mm砲という戦車の域を超えたまさに兵器も登場して、爆撃の派手さであればアニメ作品の中でも随一。
戦車の小ネタとか混ぜてるんだろうし(詳しくないが)客層もそういえば普段のアニメ映画とは違って戦車マニアとか居るんだろうし。
戦車のくせに機敏にクネクネ曲がったり、ジェットコースターのレールを安定して滑走したり、ツッコミどころ満載ではありましたが、こういう「デフォルメするところ」と「リアルにするところ」の線引ができてて、うまい出来だなと思いました。

あと曲が相変わらず良すぎました。
TV版と同じ曲もありましたが、それらも再編成し新規録り下ろしされているため、劇場の大音量で聞けてまさに劇場版にピッタリのBGMでした。
BGMって雰囲気作りとしては結構重要で、廃校になるシーンやみほ&まほの夏の回想シーンなど、しんみりするところは浜口史郎氏のBGMを流すだけで何でも解決できてしまうんですから、ほんとこの方は秀才です。
個人的にはスナフキンみたいな吟遊詩人の隊長さんの琴(ギター?)のカッティングから入るテーマソングが超かっこよかったです。

最終決戦のドンパチするところはこの作品の大きなみどころで、セリフはほとんどない代わりに、デフォルメされた戦車映像ととリアルな戦車音に合わせて緊迫したBGMを流すことで、緊張感が生まれていい感じの映像に仕上がります。
TV版でも同じ手法でやってたんで、今回もやってくれたかーという期待通りの展開で嬉しかったです。
最近のアニメ映画はここまでできるんだと証明してくれた、スタッフの熱が伝わる映像でした。

たくさん褒めた一方で、シナリオ自体はイマイチ。
廃校がいきなり過ぎるし、各校あっさりと集まってくれるし、経緯がどうも省略しすぎ。
戦闘でも街とか遊園地などのユニークな仕掛けは使えども、回りこむとか分隊するとかの作戦があまりにも粗末(反面わかりやすくはあるが)で、納得しずらい。
筋を外すということはないですが、シナリオ部分を語りきれてない印象でした。
そもそもキャラを引き立てるのが精一杯という感じで、最終決戦手前のリタイア続出の展開は駆け足すぎてもったいなかったです。
熱くなるしかないあの場面はもっと各校のリーダーを活躍させるべきだと思いました。
(カチューシャを生き残らせたのにそこまで活躍してない、かわいそう)
最後辺りがあまりにも呆気なく感じました。

結局、ガルパン好きのためのファンディスクのような内容で、映画レビューサイトでも4点台だったことから、満足できる層には満足してもらったということが伺えます。確かに4点台です。
「キャラクター・戦車映像・音」と3種のクオリティがとても高い作品であるのに、シナリオ面が残念なところだけが引っかかる、一歩足らずな作品でした。
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