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ファイナルファンタジーXII  

「オイヨイヨ!」

ファイナルファンタジーの正等ナンバリング作品、もう12作品目。
フィールドと戦闘が一体になったアクティブディメンションシステムが良くも悪くも反響を呼んだ。

【ジャンル】:RPG
【プレイタイム】:50時間
【クリア】:クリア済
【難易度】:ミストナックの効果に注意
【総合評価/おススメ度】:B

【映像】:A
【音楽】:A
【シナリオ】:A
【熱中度】:B
【オリジナリティ】:B

【コメント】:賛否両論だけどFFです

あの頃はポーションなんて物が売ってたな

そういえばこのゲームの発売二週間ほど前に、ゲーム中の回復アイテムをイメージした飲料水「ポーション」なるものが
発売されてました。
「着色料に青色1号が入ってる」、「値段が高い」、「そもそも不味い」みたいなセリフがそこら中から聞かれましたが
なんだかんだで一度は口にしたことがある人も少なくないと思う。
ゲームを普段しない人でも食いついてたくらいだしCM効果抜群だなと思ってました。
ちょっと懐かしかったのでCM動画リンク↓
サントリー ファイナルファンタジーXII
http://www.youtube.com/watch?v=Ctu3AnHl1BE&NR=1

実はコマンドウィンドウや回復量、効果音はFF12に準拠してます、知ってた?
プレイ後に気付く豆知識とはこの事。

戦闘システム

ポーションは前フリで、ここからレビュー。
ファイナルファンタジーXを絶賛するほど、私はもっぱらFFファンなんでご理解を。

とりあえず一際目立つものといえば戦闘。
フィールド画面にいる敵とそのまま戦闘が始まる、これまでのFFには無かったバトル方式は最初の印象では
インターネットゲーム(MMORPG)に似ている。
従来のシリーズを経験しているとなお「こんなのFFじゃない」と否定してしまいそう、本当にとっつき辛い印象。
そしてガンビットシステム、これは簡単に言えば戦闘の自動化で、条件+技を組み合わせるとボタンを押さなくとも
勝手に行動してくれる便利機能。
例えば「HP30%未満の仲間+ケアル(回復)」「火弱点の敵+ファイア(攻撃)」のように使い分けれます。
たまに仲間も同じガンビットにすると、技が重なって二度発動するとか完全に自由ではないですがやっぱり便利。
「近くの敵+こうげき」はもう基本中の基本、移動だけでザコが倒せます。
でもやっぱりネットゲーっぽいんだよなー、と不平を述べとく。

あとライセンスシステム、これは敵を倒したときのポイントを使ってスキルアップするもの(レベルアップは別)
最初から強い武具が装備可能(その装備品が手に入るのは終盤)にしたり、強力魔法が発動可能(その魔法も終盤)だったり
あと能力アップとか、FF10のスフィア盤に似てますね。
ただその中で習得できる「ミストナック」についての説明が少ないのがよろしくない。
このミストナック、はっきり言ってこれを習得するかしないかでゲームバランスが大きく動かせます。
これの主な効果は「MPを全て使用した超必殺技」なんですが、おまけの効果は「MP倍増」
MP倍増とかゲーム中では一言も教えてくれません、超必殺技なんてどうでもいいです。
まあ無かったらクリア不可ってわけでもないですが。

シナリオ

別の作品になりますが、このゲームより前に発売されたFFTA(ファイナルファンタジータクティクスアドバンス)と同じ世界観を
共有してます。
FFTAをプレイすることで世界観や用語を事前に知ることができるんで、何気に再び登場するキャラもいるんで、
まあ予備知識としてあるとFF12がもっと楽しめます。

色々な種族が共存するイヴァリースの世界、ストーリーは・・・なんと帝国と反乱軍のドンパチ。
混沌から世界を救うわけでもなく、主人公が成長するわけではなく、魔王を倒すわけでもなく。
祖国を復興するために戦争するんです(最終的には違うんですが)
思った以上に全然ファンタジーを感じられないのにファイナルファンタジーなんて・・・
これには意表を突かれましたね。
そういうわけで主人公のヴァンは特に何もすることなく最後まで棒立ちでEDを迎えるのもこのFFだけ。
ネタバレを含むので詳しくは一番下で書きますが、主人公とは何だったのだろうか?
そう思うのも切ない。

演出とか

細かいことをつらつらと。
通常魔法だとエフェクトが入るくらいですが、ミストナックや召喚など大技を繰り出すとムービーシーンが入ります。
これが妙なくらい派手で、爆発したり発火したり、さらにこれまでのFFと比べて種類が豊富。
FFシリーズの召喚シーンでは長すぎてうんざりもしましたが、なんか12の演出は大げさすぎて逆に笑えます。
ボスキャラにも専用技があってそれもムービーで派手に決めて・・・ミス!とか普通にあるのも良いww

あと効果音が特に綺麗で良いと思えた。
帝国兵が走るときの鎧が軋むカシャカシャ音、飛空艇が頭上を通ってゴゴゴと空を切る音。
高音でも低音でも幅広く、非常に細かく表現されてて素敵でした。

音楽

担当は崎元仁に完全バトンタッチ。
彼は静かなオーケストラ調が得意で、メロディが印象的だった植松とは随分違うけど、とても心地よく聞ける感じ。
OPやEDあたりでは豪華に盛り上がるのでそのシーンにはかなりグッと来た。
FFのこれまであったプレリュードや勝利のファンファーレも復活し、さらにはビッグブリッジの死闘もあったんで
ファンはこれには歓喜でしょう、普通におお!っとニヤけましたから。
これまでの影も残してくれたので、崎元楽曲でも文句無くFFらしく楽しめました。

ED後スタッフロールだけ葉加瀬太郎が楽曲を提供してて、それの豪華さにも圧巻されました。
最近のゲームは技術的にも進歩してて音質も豪華にできるんでしょうが、それにしてもPS2を限界の音質を挑戦した
映画的な迫力を持ったスタッフロール曲でした。
あとEDといえばアンジェラ・アキによる主題歌もありましたが、きぃーーー、すみぃぐっばぁーーいでしたね(?)
シングルCDのKiss me good byeの日本語版とは違った、これもEDにマッチしてます。

今回もサントラを買ったんで聞いてたんですが、オリジナルサウンドトラックなのに音源が豪華になってるんですね。
ゲーム音源は後から入力したらしく、こちらはゲームに入れる前に考えられた楽曲なので実はサントラに入ってるのは
「オリジナルのオリジナル」らしい。
けど個人的にはPS2内音源の「オリジナル」を聞きたかったんでちょっと残念。
モブ対峙の繰り返しで何度も訪れたラバナスタの街のテーマは、何周聞いてもウキウキします。
あの曲はFF12を象徴してますね。

まとめ

まあ戦闘システムがとっつきにくいしMMOっぽい、そこを克服できれば楽しめます。
難易度はFFシリーズの中では簡単だった気がしますが、中盤で結構苦戦しました(´д`;)
インターナショナル版もありますが能力調整やライセンス盤の変更があって大分仕様が違うらしいです。
全員万能なら通常版、キャラに個性をつけるならインターナショナル版らしい。
まあどっちでもお好きにどうぞ、世にも珍しい空気な存在の主人公を拝めますから。
モンスターも技もそのままなんでこれはこれでファイナルファンタジーだと思う。


↓ネタバレ含みますが「続きを読む」




ネタバレ的思い出話

今回積みそうになったのはレイスウォール王墓の入り口を守るガルーダ(怪鳥)
ガルーダはイクシロの実で弱体化できますが、それを知らずに特攻してましたwww
周りのザコからは想像もつかないほどバカみたいに強い攻撃で苦戦、これが本当のボスか・・・と一人で唸ってました。
即興で編成した弓部隊(攻撃が届かないため)も火力に欠け、貴重な「遠隔攻撃」を持つウォースラもすぐ死んでしまい
まじでどうしろと・・・と思いながら、ブリザド連発でなんとか倒せました。
後になって弱体化できると知った時は呆気にとられました、人の話は最後までちゃんと聞きましょうw

そしてその後の壁、文字通り壁、デモンズウォール。
最初は逃げるんだなと分かってたのに、扉を開ければまたデモンズウォール。
どちらに行こうが挟み撃ちにされてしまう演出は「製作者に騙された!」と変な逆恨みの感情が出ました。
制限時間内に倒さないと潰されてぺっちゃんこ、問答無用でゲームオーバーの鬼畜ボス。
なので回復を控えめに総攻撃を仕掛けますが、くらやみや睡眠などセコイ手段で時間切れを狙うデモンズウォール、
製作者に似てなんていやらしい。
これが冗談じゃなく苦戦し、禁じ手の攻略サイト見ました。(ガルーダでもう疲れてた)

FF12極限攻略データベース

え?ミストナックってナンデスカ?
ここで初めてミストナックにMP倍増効果があることを知りました、まじで教えろよ不親切すぎ。
ザコでLPを溜めてミストナックを一気に覚え、デモンズウォールに再戦するとムカつくほどあっさり倒せました。
・・・しかもMPが増えすぎて魔法使い放題じゃん。
ここから先は苦戦することもなくクリアしたのは言うまでもない、恐るべしレイスウォール王墓地。

あと上にも書いたけど、エンディングのドキドキ感がすごい。
バルフレアがバハムート艦体を修理するも爆発で行方不明、さすが主人公。
プレイヤーに危機感を煽る展開はすごく映画みたいでした。
後日談ではパンネロの私服+ロングヘアが拝めたのもよかった、というかあの変なスーツが異常だっただけなんだと再認識。
そしてみんなそれぞれの自由を手に道を歩んで行く、後味の良い締めくくり。
葉加瀬太郎の曲でスタッフロール。
EDまでの一連の流れは、今までプレイしたゲームで一番と言っていいほど綺麗である。
だからといってゲームが面白いかは・・・いや、自分は楽しめましたよ!

あとパッケージやその他商品で何かとデカデカ写ってるジャッジマスター。
FFTAにおいてジャッジマスターは絶対の存在(ルールを守らないと強制プリズン送り)なので、FF12においては
もっと恐ろしい存在なのかと思えば、ただのヴェインの側近でしたw
個人的残念なポイント。

今回ハマったキャラはバルフレアとバッシュのおっさん二人。
バルフレアはいちいちセリフがCoolでたまらん、バッシュは忠誠込めた「殿下!」の一言で十分。
やっぱ大人キャラのセリフは巧妙です、ヴァンとは大違い。

ヴァンとは何なのか?主人公は誰?

まあ主人公はヴァンなわけですが、どうも小物臭がハンパない。
アーシェが水路にて初登場して「ヒロインだー」と思えばいつの間にか、ダルマスカ復興のために力である破魔石を求めたりで
いつの間にか物語の中心に立ってます。
バルフレアも初登場はお宝を狙う同業者だったのに、いつの間にやら協力して、父親シドとの因縁が顕になったり
こちらもいつの間にか物語の確信を突く存在に。(シドが悪役は初めてで驚いた)
そしてヴァンはのん気なことに、浜辺に到着すると「海だー!」とはしゃぐ始末。
「お前、身体の芯まで一般市民だよな」とプレイヤー自身が痛感するフォーン海岸でのワンシーンでした。
そんな小物のヴァンは今までの主人公みたいに直接的な存在でなく、客観的に立つ仲間キャラの影を持っている気がします。
そしてそれを裏付けるのが初めて出会ったバルフレアのセリフ。

バルフレア「この物語の主人公さ」

ひょっとして主人公はヴァンではないのか?そう仮定すると結構面白い。
主人公はアーシェかバルフレア、もしくはヴァンのままの三択。

・ヴァン(とパンネロ) : ただの国民であり一般人目線。空賊にあこがれを抱き、外の世界を経験する物語

・バルフレア(とフラン) : とある空賊コンビ。お宝目当てだったが、戦争を起こした父との因縁を晴らす物語

・アーシェ(とバッシュ) : 元女王で貴族目線。復讐の心だけでは国を救えない事を知り、国民の自由のために戦う物語

主人公が代わるだけで3種類もの物語に分かれます。
もちろん作中では3人分が語られるので、プレイヤーがどの物語を主軸と考えるかは自由で、
ゲームシステム上においても、パーティから簡単にヴァンを外すこともできるので好きなキャラで行動して良いので
製作スタッフもここについては解釈の自由を与えているように私は感じます。
考え方によっては多彩変化する物語、なかなか深いと思いますがね。

「主人公がカスwwwオイヨイヨwww」とかで叩く前に一度立ち止まって考えてほしい。

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category: ファイナルファンタジーXII

tag: PS2_B.ファイナルファンタジーXII 
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