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サイバーオーグ  

「スクウェアの異物」

地球暦2312年、親善大使の船が消息を絶ったことから3人の捜査官を操作してその調査へ向かうアクションゲーム。
クスリによって能力の底上げをするメディスンシステムや3人から自由に選べるザッピングシステムが特徴。

【ジャンル】:アクション
【プレイタイム】:25時間
【クリア】:未クリア
【難易度】:ちょっと難しい
【総合評価/おススメ度】:E

【映像】:C
【音楽】:B
【シナリオ】:E
【熱中度】:E
【オリジナリティ】:B

【コメント】:二度とやりたくない

サイバーオーグと不思議なダンジョン

パッケージの表紙では細マッチョ青年が巨大な未来型機関銃をもって、バックには赤マントの大魔王が立ちはだかっている
なんとも少年漫画チックだなあ、と。
だから低年層向けかな?と思いましたが、なんだかプレイしていても硬派なSFストーリーでそうでもなかったです。
その説明は置いといて、一見低年層向けなこのゲーム、実はあのFFでおなじみのスクウェアから発売されてます。
開発はFuzzBox社ですが、FF8というバカ売れ作品の二ヵ月後にこんなアクションゲームを発売してたなんて
まったく知らなかったです。
見た目が地味だもんなー。

内容は、能力を上げながらダンジョン(宇宙にある要塞)を探索するゲームでまあよくある感じではありますが
特殊なのはそのダンジョンの通路やアイテムはランダムで生成されます。(そのせいかメモリー3ブロックも使用)
やり直してロードしたときに「あっ、さっきとダンジョンの形が変わってる」と思うぐらいで、本当にただ単にランダムなだけで
とくに意味がなかったりします。
一度クリアしたダンジョンの形は永久に保存されます、本当に謎仕様。


それよりもアイテムのやりくり、これがかなりメインになります。
というかプレイ中はほとんどアイテムのことしか考えていません、それほど大切。
どういう事かというと、拾えるアイテムは便利なものが多く、どれを使うか/捨てるかで
キャラクターの成長を大きく左右してしまうからです。
能力はRPGのような数値で設定されており、どんなにアクションが上手なプレイヤーであれ能力が低いと
敵が倒せなくなったり、一瞬で殺されてしまうので、アイテムでの能力強化はかなり重要です。
能力強化には主にダンジョンで拾えるメディスン(薬)を使います。
攻撃+10、防御+10、HP+50などのメディスンを服用することで能力を強化できます。
これらはしょっちゅう落ちてます。
一度だけ蘇生できるメディスン、一定時間だけ無敵になるメディスンなどもあります。
また攻撃+10を三つ使うと攻撃+50のメディスンに進化し、攻撃+50のメディスンをさらに三つ使うと
攻撃+200のメディスンに進化します。
ちなみに攻撃+200のメディスンを序盤で使うことももちろん可能で、ボスすらザコになるほどのバランスブレイカーです。

で、使うだけならバンバン使えばいいのですが、実はこのメディスンには容量限度(本編では残留効果とか言う)が設定されており
最初のうちは空き容量は4つほどでそんなに強化できません。
+10は1つ分、+50は2つ分、+200は4つ分容量を使用してしまうのでむやみな強化はできません。
容量を超過するとHPが徐々に減少、いわゆる毒状態になってしまい無理な強化は不利になります。
ドーピングし過ぎは死に繋がるわけです。
また強化のバランスも大事で、先ほどの例みたいに攻撃+200だけにしてもいいですが、
結局は防御不足によりボスの攻撃に当たっただけで死んでしまうのがオチです。
最初は攻撃+50と防御+50が安定。

レアアイテムではありますがメディスン容量制限を上げるアイテムも存在し、
またあるメディスンを3つ集めることでそれを作ることもできます。
ここまでくると気付くことがあり、それはこの容量制限を上げることこそ能力強化の大きな近道であること。
だからこの容量アップのメディスンを手に入れることこそこのゲームの目的なのです。
容量は最大16(たぶん)でそこまで上げたなら、攻撃だろうが防御だろうが何でも詰め込んで超パワーアップし
おそらく簡単にクリアできます。

知るだけなら早いですが、"容量上げることはゲームクリアということ"の結論にたどり着くには
実際にプレイして、「このメディスンを使うとこうなる」みたいなシステムを理解しないといけません。
このややこしいシステムを理解するのに10時間はかかりました。
凝ってるのは良いんだけどややこしいわ・・・



アイテムは他にもあって、敵を全体攻撃するもの、武器に属性をつけるもの、ボックスにアイテムを入れて合成するもの。
合成ボックスもゲーム後半になると重要になってきて、・・・省略。

そうです、このゲームは言ってしまえば不思議のダンジョン系のゲーム。
アイテムを拾っては捨て、拾ってはまた捨てる。
それらは巻物や草や壷のようなアイテムばかり。
おまけにダンジョンは自動形成されるし、もう不思議のダンジョンそのものです。
あ、でもスクウェア的には「チョコボの不思議"な"ダンジョン」なので「サイバーオーグの不思議なダンジョン」ですね。
(チュンソフトはトルネコもシレンも「不思議"の"ダンジョン」です)
でもこれはアクション、それを考慮するとトバルにも似たようなおまけがあったし、トバルから戦闘をゆるくした感じでもありますね。

とにかくスクウェアは不思議なダンジョンがよほど好きなんだろうなと思いました。



アイテムの説明ばかりで他のことを忘れてた!

プレイ中はアイテムのことしか考えてないのでこれで終わりでもいいのですが、それじゃああんまりなので続き。

ステージは全部で6ステージありステージに5~6個のダンジョンが詰め込んであります。
ダンジョンごとの階層はバラバラで、1階しかないのもあれば8階と長いものまで様々。
そのステージのボスもいたりいなかったり。
大体のダンジョンを回ってとあるスイッチを押すとステージクリアになります。
端的に30~36個のダンジョンを制覇したらクリアです。

ステージごとにいろんな敵がいるし、敵との戦闘はたしかにアクションゲームらしいです。
素早い敵とか浮遊した敵とか、それなりにバリエーションあります。
敵が攻撃をスカ、隙を見て背後にまわって攻撃とかもできます。
残念なのはどんなアクションしようがパラメータで全て、実はただの能力勝負だったりします。
強いときは強い、弱い時は弱い、本当にインフラの激しいゲームだと言えます。


そういえばザッピングシステム。
操作キャラが3人いて、銃使いの人間「T.J」、巨体で怪力なエノルメ人「ギガンテ」、身軽なメタモル人「フォシス」(ヱヴァ初号機)。
基本的に誰を使ってもOKでダンジョンを出るといつでもキャラチェンジできます。
3人は主に使用する武器や攻撃方法がそれぞれ違います。
T.Jは透明になる能力、ギガンテは壁を破壊する能力、フォシスは滑空できる能力を持っているのですが、
これを使ったギミックがなかなかひどい。
例えばセキュリティで侵入するとドアをロックされる部屋はT.Jの能力を使えばいいのですが、
仮に他のキャラで挑むとそのダンジョンの探索はそれ以上続行不可能になります。
帰還用のワープで帰ってT.Jでそのダンジョンをやり直すことになります、これが二度手間で非常にうざい。
これが毎回発生し、事あるごとにダンジョンの下見をしなくてはならないです。
言い換えれば"3分の2の確率でダンジョンを強制退場させられる罠"がしょっちゅうあるのです。
自動ダンジョンと同じくまったく謎の仕掛け。
当然、壁を壊さないと先に進めないダンジョン、滑空しないとたどり着けない足場のダンジョンもいっぱいあります。

あと3人とも能力は共有してない、つまり容量アップは3回分行わないとダメなのが実は一番堪えました。
1人を集中的に育てることも可能ですが3分の2の罠があるので結局全キャラを使うハメになり
同様に全キャラを強くしないと先に進めません。
もうめんどくさいんだよ、ああああああああ!!(完全にクリア断念)

それとストーリー。
ダンジョンダンジョンと連呼してたら勘違いしそうですが全て宇宙の話です、ダンジョンはどこかの要塞です。
仲間たちは事件解決のために色々探索してる・・・という旨がメールで毎回届いてこれを読むことで状況を把握します。
だからこのゲーム、メールを読まない限りストーリーが全く分かりません。
しかも一定以上ダンジョンをクリアしないとメールが届きませんので着信するたびに読んでてもストーリーが断片的で
こっちはアイテムの所持数がいっぱいでそれどころじゃないです。
おまけに内容もどれもしょうもないものばかりで、外見がかわいいメガネザルの上司がオッサン口調で愚痴を言ってるだけで
はっきりいって面白くないです。

音楽はダンジョンでの音楽でいくつかカッコいいのがあったのでそこは褒めておきます。

まとめ

結局もう嫌になったという理由でクリアを断念しました。
そもそもメディスンの仕組みを理解するのに時間がかかり、理解してからもメディスン集めという作業をしなければならないし、
すぐアイテム所持数がいっぱいになり、預け屋として機能する上司も60個しか持てないしイライラが募るばかり。
無駄に3人のキャラを育てないといけないってのはもう最悪。
「面倒な作業」×3と思えてしかたないです。
あとインフラが激しいので即死も当然あります、そのやり直しの手間も非常に面倒。
結構長い時間プレイしましたが、プレイ時間の半分くらいやり直してる気がします。
しかも時間をかけてクリアしたところで特に満足感も得られません、なんでだろう。

メディスンシステムはとても凝った仕組みで、それゆえ能力を自由に調整できるし、その成長ぶりを見届けるのは
RPGらしいワクワク感があるので確かに面白いといえば面白いです。
コツコツと育てるゲームが好きならいいのかも。
でもこれだけ不満を言ってるってことは全然楽しめなかったんだろうなと思います。
二度とやりたくない。

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