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HEAVY RAIN 心の軋むとき  

「前情報の大切さ」

まるで映画のようににシームレスな物語展開が特徴のアドベンチャーゲーム。
幼い子どもを誘拐して溺死させる謎の事件「折り紙殺人鬼」を4人の主人公が追って行く。

【ジャンル】:アドベンチャー
【プレイタイム】:15時間
【クリア】:クリア済
【難易度】:操作が複雑だけど普通
【総合評価/おススメ度】:A

【映像】:S
【音楽】:B
【シナリオ】:D
【熱中度】:S
【オリジナリティ】:A

【コメント】:ゲームとしてはピカイチな作品

前情報

アドベンチャーゲームだから基本ネタバレは厳禁なんですが、このゲームをプレイする前にある二つの情報を知っておくと
何も知らないより格段に楽しめます。

・操作キャラは4人いるが、途中で誰かが死んでしまっても物語は最後まで続く
・誘拐された息子を解放してもらうべく小指を切り落とさなくてはならないという、究極の選択が待ち受ける


このゲームの発売前にファミ通で、こんな感じに紹介されていたんで読んでて「あ、これすげー面白そうだ」と直感しました。
誰が死んでも物語が進行=マルチエンディングとか想像できるし、小指切断ってバイオレンスすぎ、犯人の目的は何だろうか。
ゲームをこれから手にする人たちに「この先どうなるんだろう?」と思わせるようなドキドキするような予告(雑誌記事)は
予告としては完璧なものではないかと、映画でも作品なら何でも予告イメージはとても大事ですからね。
二年前はPS3本体を持ってなかったし買うのは諦めてたけど、今回PS3を手に入れたこの機会に、真っ先に購入。
そしてこの二つの前情報がプレイする際にこれほど影響するとは・・・

プレイ一周目

とりあえず映像が綺麗、ロード中には主人公達の顔がどアップになるが、皮膚の毛穴一つ一つが描画されてるのは凄い。
実際プレイ中にはそんなに気にしてられませんが、たまにじっくり見るとやっぱり人間の質感がリアル。
PS3はまだプレイしてから経験が浅いのでそう見えるだけなのかもしれないし、最近PS1のクソグラフィックに目が慣れたのも
あるかもしれない・・・それでもグラフィックのレベル高い。
あと薄暗い建物内では画面だけ見るとアウトブレイクっぽい、リアルグラフィック指向な雰囲気も近いね。

このゲーム一番の特徴は何と言っても操作性。
自由に動き回ることのできる場面では、R2で前進、左スティックで進む方向を決める、物を調べるときは右スティックを
画面に表示された方向に倒す。
例えば冷蔵庫に入っているボトルのジュースを飲むにしても、
冷蔵庫の前で右スティックを左から半分回して入力
扉が開いたら中身を選ぶために右スティックの右入力
ジュースを取って口に注ぐため右スティックの上入力、と結構操作は多い。
物を持つときはL1、R1、○を全部押しっぱなし、物を放すときはそれらボタンを全て放す
走るときはL1、R1をひたすら交互に連打
崖を跳ぶときはタイミングよく右スティック上入力
文章にして書くとややこしくて面倒な操作だが、操作は画面に常に表示されるので迷うことは無いし、
この操作が気持ち良いほど直感的でしっくり来て、キャラに合わせて動かしてる実感が楽しいです。

そして突然襲い掛かるイベントシーン。
すぐさまボタンを押すような場面が多く、それに失敗するともちろんヤバイことになるし最悪操作キャラが死んでしまいます。
はいこれ!前情報の「途中で誰かが死んでしまっても物語は最後まで続く」がここで影響するわけです。
死んでも物語は進む、けれど、どうせなら誰も死なない物語を見たい!
この意固地な考えのおかげで、コマンド入力を絶対失敗したくないという思いが生まれ、自然とイベントシーンでは
緊張感がプラスされます。

ナイフを持った何者かが襲い掛かってきた時、どうしますか?撃退に失敗したら間違いなく殺されるでしょう。
そのため画面のどこに現れるか、いつ現れるか分からないボタン表示に、画面から目が離せないんじゃなくて、まばたきすら
出来なくなっています、そのくらい緊張感が半端ない。
そして敵を撃退したときにその緊張感は開放され、同時に安心と達成感が湧いてきます。
この緊張感と達成感のサイクルがめちゃめちゃ気持ち良い(*´д`*)
危機的場面もこれ以外にも多種多彩で、相手に投げかけるセリフを選ぶ場面では、そもそも選択肢がキャラの頭上で
もやもや動き回り、多分キャラの心理状況で見難くなってたりする。
プレイヤーも操作キャラも両方パニック状態ってことを表現してるんでしょう。

そのようにプレイしているうちに、だんだんと操作キャラにプレイヤーが感情移入して物語に没入していくと、
はいコレ!前情報の「小指を切り落とす究極の選択」が待ってるわけです。
感情移入したら、もうこれがやばい。
制限時間は5分で、切り落とすためのナイフやその他道具も自分で探さなくてはならないし、切るとか絶対嫌だし
そもそも道具を揃えるのも鬱になります。
何もしなければ息子は救えない、逆を言えば何もせず息子を犠牲にし自分を助けるという選択肢ももちろんありで
どうするかはプレイヤーに委ねられます。
文字通り「究極の選択」は、ゲームのキャラではなくプレイヤーが選択することなのです。
自己犠牲といえば、スリラー映画で有名な「SAW」シリーズではよく痛々しいシーンが流れますが、SAWもこのゲームも
やってることに差はほとんどないと思います。
ただSAWは客観的に鑑賞して結末が勝手に流れるのに対し、このゲームはプレイヤー自身がコントローラーを操作して
ちゃんと自分の手で結末を生んでいるあたりに違いがあります。
自身の決断で物語を左右できる、ここにもまた一つの緊張感と達成感が。

ちなみにミスったとかでリセットする人もいると思うけど、それはタブーです。
オートセーブあるから基本はやり直しは出来ないけど、ミスした直後ならセーブされてないので実はやり直しが可能だったり・・・
一回だけ間違えて逃げ出しちゃったんで、そこをやり直したんですが、人生リセットなんてないから良くなかったかなーと。
これすると緊張感なくなるので反省してます。

で、一周目を「主人公4人生存」トロフィーをもらってクリアして、最後のオチ(犯人)には結構驚かされた。
戦闘シーンや、スプラッターなシーンが強烈な印象でしたが、一応は推理もののストーリーだったのではないかと、
でもいくつか不明確な事柄があったのでそこは腑に落ちなかったです。
その検証のために二周目をプレイするのですが・・・

プレイ二周目

大体はどうなるか分かっていて、緊張感がまるで無くなってしまったのが凄く悲しい。
一周目を楽しんでしまった分、二周目の退屈さといったら、落差が激しすぎるんであまり面白くなかった。
チャプターごとにやり直せるのでエンディングの回収はしやすいんでいくらかは見たのですが、やっぱり肝心なところが
分かりませんでした。
それは各自の推測で・・・とかいうレベルじゃない(ネタバレ→イーサンが時々記憶喪失になって折り紙を持っている理由)
伏線を作って明かさないのはひどいと思う。

それとゲーム自体のバグでフリーズする現象が二回ほど起きました。
セーブデータが壊れる人もいるらしいですが、そんなことはとくに無かった。

まとめ

ストーリーに腑に落ちない部分があって、事件解決にはスッキリしたけど、やっぱりモヤモヤが残るんで納得できなかった。
それを除けば、ゲームとしては操作にクセがあって、ゲームになれてる人でもミスくらいすると思う。
難易度は「ゲームに慣れてる」「ちょっと慣れてる」「慣れてない」の三段階あったけど、最大難易度の「ゲームに慣れてる」が
やっぱり緊張感があって良い。
音声は日本語吹き替えでも字幕でも好みに合わせれて、オススメは吹き替え+日本語字幕。
「HEAVY RAIN」は映画っぽい作品ですが、それはグラフィックや演出などが映画っぽいだけで、感情移入できたときの
緊張感が味わいやすいので、これはゲームとして、緊張感をキャラと一体して楽しんでほしい、そんな作品。
そして二つの前情報を知ってからプレイしてほしい。
もし映画化がされたら、たぶんSAWと大差なくなって微妙でしょうね・・・

※追伸: その後、前身であるPS2「ファーレンハイト」も遊びました。もれなくク○ゲー。

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