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せがれいじり  

「せがれなんかいじってないで早く寝なさい」

黄色い矢印の少年せがれがむすめさんとラブラブになるため世間を探索するアドベンチャーゲーム
単語を組み合わせてできた作文によりくだらないムービーやCG絵を見ることでせがれを育てていく

【ジャンル】:アドベンチャー
【プレイタイム】:9時間
【クリア】:クリア済
【難易度】:簡単
【総合評価/おススメ度】:A

【映像】:A
【音楽】:B
【シナリオ】:B
【熱中度】:B
【オリジナリティ】:A

【コメント】:本編5時間、ママノボりん4時間

感想

すでに2度ほどクリアしたことあったのですが、懐かしさのあまり今更引っ張りだしてクリアしました。
手軽に遊んで、要領よければ短時間でクリアできるのは良いですね。

道中にあるモノとおかかわりする(調べる)と単語から作文を作れるのですが、
例えば「しょうかい」におかかわりすると使える単語には
「せがれ」 「について」
「くだん」 「、」 「ともだち」
「うんこ」 「だんめんず」
三択×一択×三択となります。
まず絶対に反射で「うんこ、だんめんず」を選んでしまいますよねww
その作文だとCG絵で4階建てのとぐろウンコについて説明してくれます。
「うんこになぜヒトが住んでるんだ」とか「階層ごとに住み分けてんじゃねえ」とかツッコミどころ満載な
シュールギャグはこのゲームでは当たり前でもはやツッコミ不要、それが病み付きになります。
他にも「うんこ」では虎に襲われる運命を描いた「いっぽんうんこうんめい」とかも好きです。
ただ下品なウンコネタが妙に多いのはこのゲームの欠点かもしれませんが。
あと「はげあたま」におかかわりしてできる作文で、
「いくもうざいをさみしくみがく」と「いくもうざいをさみしくたたく」の二部作は文章通りそのまんまだけど
ハゲ坊主とジムノペティが哀愁がマッチングして非常にシュールで好き。
こんな感じに笑えるとはいえ、事実内容は非常にくだらないものばかり。

ちょっと残念、仕方ないことですが、ギャグというジャンル上で回避できないのが
スベったりマンネリで面白くなくなること。
「ふすまのすきま」では「びじょのやじゅう」も「こわいとまんじゅう」もそのまますぎて予想できるてしまう、
「ひっさつわざ」では「ウルトラファイヤーパンチ」も「ウルトラファイヤーキック」も似たような内容、
「おはよう」に至っては同じ映像の使い回しも見られたのでこれは残念。

ただ誰でも笑えるネタって作るの難しいんだろうなと思う。
笑えるかはどうかはプレイヤーの感性に全て委ねられているわけで、
小学生が見たら面白くて大人が見ると面白くないネタもあります、逆もまた然り。
同じプレイヤーでも年月が経過する、歳を重ねると笑いの感性も変わってしまうんですよね。
昔は「おんなのこ」で「むけみ」とか変顔してるたろうくんやはなこさんを見るだけで面白かったはずなのに、
今見てみるとクスリとも笑えない。
私も何も知らずに純粋な気持ちで「せがれいじり面白いなー」と言って遊ぶ子供から、
「せがれなんかいじってないで早く寝なさい」と言える大人にいつの間にか成長してたわけで、
子供の時と大人の時でネタの受け止め方が変わっていることを実感しています。
両者の笑いの違いは何か、人はどこを面白いと感じるのか・・・
笑いの哲学になってしまいそうで深くはツッコまないですが哲学の宇宙を内包しているかもしれないゲーム、
それがせがれいじり。

ツボに来るかはプレイヤー次第ですが、シュールをまっすぐに貫き通している、
それをゲームで体現してきたところはとても評価できると思います。
個人的にはこのシュールを面白いと感じているので、とても楽しい時間を過ごせたゲームでした。
そんなせがれいじりが大好きです。(と書くと大人が冷ややかな目で見てくるわけだが)



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