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劇場版 ソードアート・オンライン ―オーディナル・スケール―  

公開も随分前だし、見たのも前月だったけど
VRの話をしたいからもう一個書く。

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TVアニメ「ソードアートオンライン」のユウキ編(マザーズロザリオ編)のその後を描いたスピンオフのような作品。
登場キャラクター達はそのままなので、アニメ版の視聴は必須になります。

そもそも私が最初にアニメ版ソードアートオンラインに興味を持ったのが
MMORPGが題材であったり、abec氏によるキャラクターデザインが好きだったりで見始めましたが、なかなかどうも面白い作品に仕上がっており、続きはいつかいつかと密かに心待ちにしてました。

・ゲーム世界でありつつも死んだら全てを失ってしまうスリリングな展開
・沢山の可愛い女の子に囲まれて何故か一方的に好意を寄せられるハーレム展開
・超強い主人公が残虐で卑屈で強大なラスボスと対峙する、熱いバトル展開
アニメ版の面白みとしては上記の三点ですが、映画に関してもこれらの要素は一応網羅されており、2時間という短い時間でしっかりまとめられていました。

特にバトル描写が非常に丁寧な印象で、原画枚数が多いというか、戦闘の中での攻防がしっかり書かれており見応え十分でした。
戦闘好きには特にオススメです。

ラスボスは反吐の出るような外道では無いので、憎しみを一気に晴らすような熱量はありませんが、最後にチートが横暴するのでスカッとはします。

今回のお話はメインヒロインのアスナが中心で、新キャラのアイドルとか今までの作中ヒロインはガヤ扱いであまりハーレムはありません。
若夫婦を見守る図になりますのでイチャイチャはしてるので個人的には良かったです。(こいつら本当に高校生?)

まだまだソードアートオンラインには期待できそうな希望を持てる作品でした。

ちなみに今までは仮想現実というVRでゲームをしていたわけですが、今作のみ拡張現実というARがゲームになっています。
キリトさんがあまりにも運動不足で「やっぱりVRだよな」と言い訳をしてたのはちょっと笑ってしまいました。
この時は他人事のように笑っていたのですが、最近PSVRを高額ながら購入しバイオ7をやるとこれがなんと3D酔いしてしまい、仮想現実で動き回るキリトさんってやっぱ凄いと実感してしまいました・・・
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category: 映画

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夜は短し歩けよ乙女  

一ヶ月以上ブログを更新できてませんでした。
延命措置として映画のことでも書きます。ネタバレなしで。

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原作が出版されたのは10年前くらいで、なぜ今頃掘り起こしたのか?
そして同じ原作者、監督、キャラデザインだった「四畳半神話大系」が2010年にTVアニメを放送してるにも関わらず、
なぜこれも続投しなかったのかと疑問に思って仕方ありませんでした。

調べてみるとどうやら四畳半の後にアニメ化する企画はあったらしいですが、
諸事情で一旦はよそのプロジェクトになったみたいで、今回それが舞い戻って再スタートしたとか。
http://www.asahi.com/articles/ASK4656W1K46UCVL01C.html
本人たちの希望も叶ってるのでめでたしというところでしょうか。

肝心の本編ですが、個人的には微妙だったかも。

大学生の男の子(先輩)と女の子(黒髪の乙女)が別々の道を進みつつも、最終的に互いに惹かれ合うような不思議な出会いの物語なわけですが、ところどころよく分からない描写が見受けられます。
それが最後につながる伏線であった場合はまだ良いですが、特に意味はなくただの過剰表現だったりする場合もあるため、全貌を理解していない視聴者にとってはどういう描写なのかハテナが飛び交っていたのではないかと思います。(2度目の視聴だとこの判断ができるみたいです)

この'過剰表現'って別にバイオレンスとかセクシャルとかではなく、絵を崩して面白可笑しく描いているという意味なんですが、これを「素晴らしい作画だ」とか「画期的な演出だ」と捉えるか「よくわからん」と捉えるかの違いになってきます。
私は残念ながら後者の立場だったので、あまり好ましく思えませんでしたが、かなり好みが分かれそうです。

一方で先輩と乙女を交互に語ることで、話は切れるけれど短編小説のような展開がなされ、各所にあった伏線を含めそれら全てを集約するようなラストのオチは、視聴者をなるほどと思わせる、一作品として非常にまとめあげたところは非常に高評価です。
(四畳半でもアッと驚く摩訶不思議なオチでしたが、それとは異なるオシャレでステキなオチが好感持てます)

視聴後は映像や音楽に騙されて壮大な作品を見たかのような気持ちになりましたが、実はただの一般大学生の、主に大学生活圏内の小さな恋物語なので、内容を深く観察すると大したことのないことを壮大に語っているだけなので、作品を通しても'過剰表現'気味だったことに気が付きました。

騙された感も含めて個人的には微妙という感想になります。申し訳ない。
オチは大好きです。

category: 映画

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聲の形  

もうこれで観た映画は最後です。
厳密には9月は過ぎましたが、9月中は映画を5本も観てしまいました。
それも映画館に足を運んで。
レンタルではよく観てましたが、多分こんなに映画館で観ることは一生無いだろうなと、多分。

同日に公開となったスタジオジブリ最新作の「レッドタートル ある島の物語」が可哀相になるぐらいの好スタートを切った「聲の形」
とかいう文句がネットで転がっていたのでちょっと笑った。

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聴覚障害のお話でもありますので、陰湿なイジメであったり、そしてイジメに加担した主人公の罪であったり、皆の理解に違いによる喧嘩であったり、概要としては重い話になっています。
序盤の小学校のシーンのイジメも結構丁寧に描かれてて、放課後の教室で主人公とヒロインが取っ組み合うシーンは、心に突き刺さるような痛みがありました。(原作のマンガの方が過激らしい)
そういうショッキングな映像だけでなく、イジメに対して真摯に向き合って生きていくという姿も繊細に描かれています。
観ている最中も色々と思考させられて、娯楽アニメ映画とは思えないほどに、色々と感情が揺さぶられます。

しかし、高校になってからのイチャイチャ具合はまさに「たまこラブストーリー」のような甘ったるさで、ここは何も考えずとも終始ニヤニヤしっぱなしでした。
監督の山田尚子氏+脚本の吉田玲子氏の作品の恋愛シーンはこっちが恥ずかしくなるような、でもすごく心地の良いプラトニックラブなのでもう癖になりすぎています。

そしてヒロインの硝子ちゃん、他者を好きになろうと必死に努力する姿が本当に健気で真っ直ぐで・・・
こういう心が清らかな人物が登場すると「美男美女じゃないと成り立たない」と必ずバッシングが来ますが、元々フィクションなんだし可愛くないと誰得だし、結果的にこれで良かったんじゃないのかな。
実写映画で再現されると多分違う印象を持つと思う、アニメのこの絵柄だからこそぴったりイメージにハマったんだと個人的には思います。
サンキュー京アニ。

他の登場人物たちもたまこま同様に聖人ばかりなので、心温まるスッキリとした終わりに収束するところも安心感あります。

小ネタとしてはエンディングクレジットで硝子ちゃんの声がまさかの早見沙織氏で、よく考えるとあんな声を素人が出せるわけがないと演技の幅に驚きました。
音楽は牛尾憲輔氏で、環境音を巧みに入れ込んだ映像とリンクしたBGMになっていました。
作中でも「花火の振動は感じられる」描写があったように、振動を意識した音作りになっていて、映画館の音響をうまく活用した感じになっています。
サントラの方に異常なほどの拘りを感じられて、個人的にはこの丁寧な作りはポイント高いです。

今月は映画をたくさん観てきましたが、今月の中で「聲の形」がダントツで一番好きです。
ただ、重いエピソードもあるし、イジメのシーンはとても心苦しくなるので、娯楽映画としては微妙かもしれないので、全員にはオススメできない内容かと思います。

本来は同じ土俵に並べるべきではありませんが、
君の名は」は誰にでもオススメできる"面白い"作品であり
「聲の形」はオススメはしないが"好きな"作品かと思います。

面白いと好きって別物なんだと改めて思いました。

余談ですが、
聴覚障害というテーマによりヒロインの硝子ちゃんはもちろん苦労人であるのはわかりますが、この作品で最大に苦労していたのは親友のナガツカくんなんじゃないのかな。
天然パーマ以上に頭モコモコだったしガイジだろ絶対・・・
コメディー風ないじられキャラとして、重いシナリオの中での唯一の緩和剤として働いていた彼が一番の苦労人であることを視聴者達は忘れてはいけない気がします。

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君の名は  

結局観に行っちゃいました。

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映画興行収入が100億を超えたことで「今話題の・・・」だけで紹介が済まされるため、本編自体が面白いのかどうかよく分からない状態で報道されている気がしますが、結論としては普通に面白かったです。

男女が入れ替わるような告知は何度も見ていたので、入れ替わりコメディー3:しょっぱいラブストーリー7+αで綺麗な背景を楽しむような、並程度の映画だろうなという予想をしていました。
そんな勝手なイメージを持ちながら観ましたが、予想していたシナリオとは大きく異なっていて、自分の中の面白さのハードルが下がりきっていたことにより、"驚き"がとても増幅されました。
「えっ?そういう話だったの?」と。
興行収入の話題で完全に影に隠れてダークホースでした。

その展開があるため、中盤あたりから時間を気にすることも無く、食い入るように集中して観れました。
入れ替わりというテーマにより色々と疑問点もあるけれども、大体は作中で回答があって親切。
見え見えな伏線もありましたが、言い換えれば、誰が観ても分かりやすいとても丁寧な映画になっていたかと思います。
言の葉の庭のように、ただ映像がキレイなだけではないというところが個人的に高評価です。

ネタバレこそ書きませんが、とりあえず何か面白い映画は?と聞かれたら間違いなくオススメです。

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シン・ゴジラ  

映画のことばかりでゲームのこと書けよと思いつつも
この流れに便乗してもう一つ追加。
上映は結構前だけれども最近観に行きました、シンゴジラ。

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この映画、細かいところで邪道に突っ走っていて、
なかなか類を見ないレアケースな映画という感じです。

放映一ヶ月以上経過していますが意外とお客さんがちらほらいて、1/5くらい埋まっていたでしょうか。
レイトショーにも関わらず、子連れもいるし・・・子ども泣いてたけど。

今回のゴジラは、幼体形態も登場して、血しぶきを上げて地面を這いずり回る姿はまさにグロテスクで、軽いホラー映画を見ている気分になりました。
ゴジラが成長するといつものフォルムに成りますが、これが質感が結構ゴツゴツでかなり渋い出来です。
特に身体からレーダーを発する今まで見たことのなかった特異な攻撃はビルを豆腐みたいに切り落とし、日本のヘリ群はレーザーの包囲網で逃げ場がないし、街の一帯は火の海と化して、「カッコいい、強い、しかも怖い」の三拍子がそろっており、まさに最悪の敵にふさわしい攻撃シーンでした。このシーンだけでもぜひ見て欲しいです。

シナリオの方は、現状の日本の民主主義な考えに対してのアンチテーゼが非常に強く、会議や承認ばかりを求める日本政府をひたすら醜く描いています。
会議というのは普通は退屈な時間の長いシーンですが、あえて長くクドいくらいに見せつけることでよりメッセージ性を強めています。
責任の押し付けを優先して、東京や都民を救う本質を見失っているのは、観ていてすごく心苦しいものでした。
まあ当然オチとしては主人公が導くことでゴジラに打ち勝つわけですが、その勝った爽快感というよりかは、民主主義な考えの不快感や珍妙さを視聴者に与えたかったのかなと思えます。
ちなみに総監督の庵野秀明氏のインタビューでも、今の日本が戦うとどうなるかという興味から脚本化されたそうです。
斬新さを感じられたのでまあ思惑通りというか。

あと小ネタがいろいろありまして
やりすぎなほどの多数のテロップや、陸海空の様々な機体の登場、鷺巣詩郎氏によるエヴァみたいな劇伴(今作は明らかに得意そうな路線でした)などなど。
ツッコミどころ満載なこれらも口コミで色々話題を呼んでいるので、そういうジャブも効いてじわ売れ効果に繋がったんじゃないでしょうか。

退屈な会議シーンを追加した代わりに恋愛シーンを徹底的に排除して、すごくターゲット層を絞ったような映画ではありましたが、そのターゲットに入っていれば、新鮮な映画として楽しめるでしょう。

category: 映画

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