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サイバネティック エンパイア  

「素晴らしいOP、でもOP詐欺」

ワイヤーやスパイダー、磁力装備などの特殊装備を使うU.N.S.Kとなってテロと戦う3Dアクションアドベンチャー。
数千年の前の遺跡から"キューブ"と呼ばれる謎の巨大立方体が発見されたことで、テロ部隊がそれを悪用しようとする・・・

【ジャンル】:アクションアドベンチャー
【プレイタイム】:6時間
【クリア】:クリア済
【難易度】:普通
【総合評価/おススメ度】:D

【映像】:C
【音楽】:C
【シナリオ】:E
【熱中度】:D
【オリジナリティ】:B

【コメント】:トラクタシステムはすごくいい

トラクタシステム使えよ

サイネバかサイバネかカタカナ表記だとよく分かんなかったけど、英語表記だと「cybernetic empire」と書くので
なんだ、機械のサイバーのことかと、それよりサイバネって何だよと思う。
サイバネティックエンパイアとは「コンピュータ制御の帝国」といったところでしょうか。

特殊部隊U.N.S.Kがテロ組織に立ち向かう・・・っていうありきたりもいいところのくだらない内容だったので
購入後に放置してたら、最近また間違って二本目を買ってしまいました。
安いからいいけどやっちまった・・・

このゲームはよくある3Dアクションアドベンチャーで、銃で敵を撃ったり、カードキーのおつかいがあったりするヤツような
もういい加減あきろよと言わんばかりの90年代の名物ジャンルです。
操作としてラジコン式「A」と方向キー式「B」が選べて、「A」は狭い足場など繊細な操作に強いですがボス戦などで回避が辛い、
「B」はアクティブに動けるけどカメラワークが悪くて簡単に死ねます。
というかどっちを選ぼうがカメラワークがあまりよろしくない。
常に背後にカメラが回るのはいいとして、壁があると勝手に上向いたり下向いたり、良い方向をキープできなかったり
ジュゲムもびっくりするほどカメラが下手です。
後に記載するトラクタシステムもあって、速い動きに着いていけてないのもあり、カメラワークには随分悩まされるでしょう。
実際3Dアクションに慣れておかないと3D酔いしそうなほどヒドイです。
他にも銃の使い方もクセがあって自由に対象を選べないとか、泳ぐのが難しいとか、操作性も良いとは言えない。
なのにチュートリアルが30分ほど丁寧に解説してくれたり、親切かもしれないが色々と雑なゲームです。

でも面白いところはトラクタシステムという、磁力を使ったアクション。
壁や物にパック(磁力の中心)を撃ちこみ、トラクタ(牽引)することで自分キャラが磁石のようにパックに近づいたり
円運動のようにパックの中心をグルグル回ったり、それも結構素早く移動することができます。
分かりにくい例かもしれないですが、「T」の字を上下逆さに書いたようなステージがあるとします。
左側に自分がいて大きな壁を隔てて右側に行きたい、ような場合。
そういう時は壁にパックを撃って、パックを中心にトラクタでグルッと回りこむことで右側に行けます。
または、壁上部に撃ち込むことで、縦に回る(壁を乗り越える)こともできます。
天井がある場合は天井にパックを撃ってターザンのように壁を越えることもできます。
トラクタすることで届きそうにない足場まで大ジャンプしたり、敵をスピーディに回避したり、
操作になれるとかなり使い勝手のいいシステムです。(カメラは相変わらずついてこない)
このアクティブなワイヤーアクションでありながらパズルのような謎解きを含めたトラクタシステムは正直素晴らしい出来です。

ただスタッフは何を考えているのか、トラクタシステムをあまり意識できずにステージを作ってしまっている気がします。
どういうことかというと、ステージ終盤になっても平坦なマップに強敵を配置してるだけ。
トラクタシステムを使わせるどころか、銃で敵と戦う方にフォーカスを合わせてしまったこと。
「銃で敵と戦う」のはこのゲームの魅力でないし、戦いは他のゲームに優れたものはいくらでもあるし、
なぜこういう方針に持っていったのかが理解できない。
ついでに終盤では多くの地雷が設置してあるけど、これもトラクタで簡単に回避できるし、あるアイテムで無効化までできるし
置く意味があまりない。
今さら昔のゲームにどうこう言うのも仕方ないかもしれませんが、彼らはゲームの作り方を間違えている。
工夫するなら、ボスにもパックを撃ち込めて瞬時に背後に回って弱点を攻撃する、とか
トラクタにより磁力と体重を組み合わせて地面のスイッチを押す、とか発想(妄想?)はいくらでもできたはず。
こういうこともあって、何のためにチュートリアルがあったのかが分からない。

あと箇条書きでいくつか。
パックを撃ち込むときに下を向けないのはもったいない。
敵は「撃ってひるんだところを近距離で叩く」そうしないと倒せないようになっていて、
ひざまずいている、四つんばいでケツを出してる相手に警防でビシビシしている姿はまさに大人のお遊びそのもの。
コンティニューが何度でもできる(エリア入る時点でセーブ)のはGOOD。
ただ体力が少ないときにセーブされたり、制限時間が0,1秒でセーブされたら完全に詰み。
デバッグで気付くと思うが。
爆弾がやたら多い、ネズミの爆弾の移動が遅すぎていつ使えるのか分からない。
遅いといったらスパイダー(ロッククライミングみたいに数秒だけ壁を登る技)。
スパイダーとアンカーワイヤー(フックショット)もチュートリアルで練習したが一度も使用せずクリア。
レールガンパーツが集まらない涙
無敵時間がないので地雷連続ヒットは当たり前。
マシンガン10連続ヒット、犬に角で追い詰められて無限ヒットで一撃死。
ひどいときは炎に触れただけで瞬殺(これも無限ヒット)される。
一方でボスには無敵時間あり、自分のマシンガンは無駄弾に。

システム面はなかなか粗いと思いますね。

シナリオ・演出

実は一番驚かせたのが、WANDSの「FREEZE」の楽曲を使ったオープニングムービー。
WANDSといえばラルクとGLAYと並んで猛威を振るってたで90年代J-ROCKを代表する人気バンド!
スラムダンクで流れてた「世界が終わるまでは...」とかめっちゃ好きだったなとか思ってますが、
このFREEZEを聞いた瞬間に「いや、似てるバンドだろ」と勘違いしてしまった・・・不正解。
意味不明なタイアップだとは思うけど、OPとしてはテンションがすごく上がって良い曲。
このOPはゲーム中のイベントCGを切り取ったようにペタペタ貼っているだけに見えるようで
実はワクワクする部分だけをカットしている、なかなかチョイスが良いです。
Aメロではキャラ紹介(CV紹介も含めてる)の流れとか、サビではロボットが襲撃するシーン(しかもなめらかな動画)とか
曲のアップテンポと相乗したおかげで、ロボットアニメでも見てるかのような気持ちになり胸熱です。
実際フタを開くとしょうもないゲームでOP詐欺に違いないですが、このOPの完成度はなかなか素晴らしい。
そのあとのタイトル画面は静寂・・・

最初のロッカールームでのCGイベントはちょっと笑えるポイントが。
男主人公マックスと女主人公ニーナ(交代ごうたいに使用)、それに同僚のロウ。
ロウさんが頭に茶色のお椀を被ってる(たぶん中東とかで見るヘルメット?)がダサいのはよしとして
このシーンだけみんなひざ関節が曲げられず歩き方がぎこちない。
手と足を一緒に出して歩いてるようにぎこちなくて笑ってたのですが、のちのシーンでは目立たなくなってました。
ミスなのだろうか?

ゲームを進めているとやたら頻出する単語「セキュリティ」。
プロフェッショナルなセキュリティ技術を持たない主人公でもパソコンのボタン一つで簡単解除、個人認証はカードキーのみ、
指紋認証でも付けろよと思うほど、この世界ではセキュリティがゆるゆるです。
主人公たちは最終手段として、セキュリティで開かない扉を爆破したり(しかも成功)セキュリティに関して舐め過ぎです。
これもギャグかと思える。

さまざまなボスの手下が行く手を阻むところは、メカニカルな世界観からメタルギアを連想してしまいそうですが
その手下たちが魅力なさすぎ。
主人公を殺しにかかるだけの「敵」でもったいない、期待もしてないですけど。
U.N.S.Kがテロ組織と戦うという構成もありきたりで面白みがないよなーと思う。

で、よくわからないまま物語が終盤にいき、オープンパーティに潜入したドレス姿(ほぼレオタード)のニーナは
防弾具もなしに軍用ヘリと一騎打ち。
主人公代わってマックスは黒幕との戦いの後は、超異次元で心臓(?)と最終決戦するし。
いやまじで、でっかい心臓が目の前にあるの。
心臓のレーザー攻撃がPCのエラー音(高周波のピーピー音)はめっちゃうるさいわ、パターン読めば楽勝だったわ
勝ったら世界は救われたらしいし・・・どうしてゲーム界のテロ組織は地球の運命をも巻き込もうとするのか、
また謎が解けなかったなーと思った。
シナリオ面白くなかった。

一場面終了するときにアイキャッチを挟むような、番組のような演出は良いと思います。(フォロー)

まとめ

OPが良かったり、トラクタシステムはワクワクしたりしたけど、変なところが目立ちすぎだと思います。
それはカメラワーク、操作性、グラフィック、細かいゲームバランス、ギャグなのか分からないシナリオなど・・・
全方位からツッコミ入れたくなるわけですが、なんと言ってもトラクタシステムをフル活用できなかったのは完全にダメです。
それはディレクターの方針が悪かったのだろうか、それとも納期が間近に迫ってたのか。
とはいえスタッフたちの力不足が見え見えな作品はそうないと思います。
アイディアは良かったのでもっと丁寧に作れば十分に素晴らしい作品に化けてたかもしれないのに、
そういう意味では非常にもったいない作品です。

シナリオのぶっとび加減に呆れた後に改めてOP見たら、やっぱりこのゲーム面白そうに見える。
このOPだけはマジでかっこいいわ、もう10回目ほどみてしまった。
特にマックスの紹介とサビあたりがめっちゃツボ。
拾ったニコニコでのOP http://www.nicovideo.jp/watch/sm812823



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