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サクラ大戦1&2  

「悪ヲ蹴散ラシ 正義ヲ示セ 絶・対・正・義・帝・国・華・撃・団!」

戦闘と恋愛を両立させたシミュレーションゲーム。
SS版の1と2をPSP用に調整したほぼそのままの移植となる。

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【ジャンル】:シミュレーション
【プレイタイム】:15時間
【クリア】:クリア済
【難易度】:両極端
【総合評価/おススメ度】:B

【映像】:B
【音楽】:A
【シナリオ】:B
【熱中度】:B
【オリジナリティ】:B

【コメント】:2のためでも十分すぎる

お得なセット売り

このPSP版はサクラ大戦1とサクラ大戦2の2ゲーム分を収録したお得なセットです。
しかし、私はPS2リメイク版の方をプレイ済みのためこの1はプレイしていません。
PS2版はリメイクのため、細かなイベントが異なったり、SS版のままのミニゲームがそのまま収録だったり
エンディングも内容が異なるとか。未検証。
でも残念ながらムービーはSS版のままなのでどうしても画質が粗くなるのはちょっと勿体無いです。

PSP版は手元で起動できるのでゴロゴロしながらプレイできるのが魅力。
それぞれのバージョンで比べると面白い発見がありそうだから
比較したサイトとかあれば知りたいですね。

計画ミス

個人的な問題ですがモチベーションが全く保てませんでした。

このゲームをプレイし始めたのが実は1年半前で今やっとクリアしたわけです。
やっとレビューできた・・・
いや、作品的にはレビュウか・・・
もちろん他のゲームも間に挟みながらプレイしてたわけですから、シナリオが一区切りつくたびにプレイ中断して放置したことが悪かったです。

サクラ大戦の良さは前回のレビューで書きましたが、
「アニメのような1話完結なら間隔を空けながらプレイしたら楽しい!」ってことが分かったんで
今作も間隔を空けながらアニメ感覚で楽しみました・・・がそれが失敗。
気づいたら3,4ヶ月くらい放置して、プレイするものの前回の内容はうろ覚えだから
1話完結したらまた数カ月お預けの状態が続き・・・

今日、物語終盤が最近やっと来たので4話分くらい一気に消化したらクリアしました。
クライマックスは確かに盛り上がるからその興奮で連投できたけど、
間隔を空けすぎると過去のイベントとか思い出せなくなって、怒涛の回想シーンで(なんだっけ・・・?)となり
急に冷めることがありました。

すごく勿体無いことをしてしまったんで、3ではなるべく連続プレイしようと思います。

2のみの感想

大体はPS2で感じたことと一緒な感想。まあ続編だし当たり前か。

細かなことで戦闘パートについて。
戦闘はマス目形式で、PS2版に慣れてると陳腐に感じてしまいました。(元祖だというのはもちろん承知ですが)
数分プレイしたら徐々に慣れましたが、これって一般的に普及している戦略シミュレーションと見栄えが同じで
他のゲームならもっと凝ったシステムがあったはずではと感じてしまいました。
だからこそPS2のリメイクでグリグリ動きまわれるシステムが増えたんだと思うとすごく納得できました。
サクラ大戦だってちゃんと進化してたんだと。

あと敵のAIの攻撃優先順位が謎。
明らかに弱っている仲間を狙わず、別の仲間を攻撃しようするときは「?」ってなった。
ただ調子に乗って隊長命令を風で紙装甲してたら、思わぬタイミングで味方が孤立してリンチされて離脱とかあったり・・・
やけに簡単だったり、死ぬときは一瞬だったり、難易度が両極端でもっと微調整してほしかったです。
ちなみにクリア後の演習上級は敵が増殖しまくって、あれは確かに難しいと言えるものでした。


あとメインとなるアドベンチャーパート。
すみれとかマリアが最初からデレッデレで、初登場の1のことを思うと笑える。そして大神うらやま。
新しく加入した外人気質な織姫と冷酷無比のレニは、意外にも他のキャラの性格とは被っていないところが新鮮で、まだキャラクターを創造できるんだと素直に感心してしまいます。
最終的にはツンツンしてた織姫もデレッデレになり、レニも感情が生まれてデレるし、大神お前は一体何を盛ったんだ・・・
そんな誰でも攻略できるよーという状態は、ハーレム物として完璧すぎる。
この後はみんなと仲良くするも良し、一人に猛烈アプローチするも良し、体が勝手に・・・も良し。
そういった行動の自由さはサクラ大戦のアドベンチャーパートならではの楽しみ。

今作では自分は押しかけ女房ことさくらの一択でした。
前作で大神とラブラブしてしまってあんな純情な乙女はもう放っておけないでしょ。
みんなと居る時もなるべく大神ポジションをキープしつつ、眠りにつく時間に夜這いなんかしやがって「大神さん・・・」と名前呼ぶだけでも何故か艶めかしく感じる横山ボイスなんて聞こえたらさ、愛おしさを通り越して、もう、ああっさくらくん!!

一部ではさくらのことを
「女が一番嫌いそうな女」とか書かれててすげー納得したから今は冷静です。

とりあえずさくらが喜びそうな、誠実な対応の選択肢を選ぶだけで
彼女はコロッと落ちてくれる、失礼だけど非常に攻略しやすいキャラクターです。
最終的に彼女を選択しなくても攻+10の機巧少女として無双してくれるので仲良くなるだけでも便利だと思います。
一直線上に敵が並んだ時に一掃できる破邪剣征は爽快すぎます。

今回はさくらでエンディングを迎えましたが、これがあと7人分あるのだからすごい。
物語の終盤で、正月休みにさくらの実家に行くイベントがありまして、ネットで調べる限り他のキャラの実家にも行けるみたいで、プレイヤーの全員が見るわけではない限定色の強いイベントがキャラごとにしっかり用意されているところはとても丁寧な作りだと思います。


戦闘パートのバランスや凝ったシステムを考えてほしいとは思いましたが、イチャイチャできたんでそれだけで許せます。
また四天王みたいな敵を倒していく目新しくないシナリオだったけど、前作の時点でそれは覚悟できてたし及第点。

主題歌である「檄!帝国華撃団」は「檄!帝国華撃団II」になって、イントロが数秒追加されて、歌は三番ができてたり、完成してた元曲をさらに肉付けしたアレンジ版として復活して歓喜。
全部は聞けなかったけどキャラソンが各キャラに用意されてる周到さも流石。

美少女+スチームパンクメカ+大正ロマン+歌劇団+・・・とおおよそのジャンルをミックスした、当時としては新しくも異質すぎたシミュレーションゲーム、それがサクラ大戦です。
個人的にはキャラクターに一番の魅力を秘めているのでキャラゲー好きにはオススメ。
その魅力を味わうならこのPSP版が金銭的に非常にお得でお手軽です。
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category: サクラ大戦1&2

tag: PSP_B.サクラ大戦1&2 
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カオスヘッド ノア  

「ビシィ」

オタクで内向的な主人公が渋谷で起きる連続猟奇殺人事件に巻き込まれていくテキストアドベンチャー
ネガティブとポジティブの二種類ある妄想トリガーによってシナリオが変化する

【ジャンル】:テキストアドベンチャー
【プレイタイム】:30時間
【クリア】:クリア済
【難易度】:普通
【総合評価/おススメ度】:C

【映像】:B
【音楽】:C
【シナリオ】:C
【熱中度】:C
【オリジナリティ】:B

【コメント】:諏訪は強いの?小物なの?

感想

科学アドベンチャーシリーズの第一作目、二作目のシュタインズゲートはプレイ済みだったため
衝撃的な内容が来ることは予測できましたが、結構グロくてしかも精神ダメージの強い路線だったことは想定外。
単なるギャルゲーとは呼べないです。

ピンクツインテの梨深(通称ビシィさん)がメインヒロインっぽいのに、初登場が血みどろ姿なんだから衝撃的すぎ。
さらに面識すらなかったのにいきなり学校生活に馴染んでしまうとか、すごい恐怖体験、どう考えても敵キャラ。
メガネっ子の優愛は表面上だと優しく接しても実は主人公の拓巳を殺人犯だと疑って接触する復讐女だったり。
あといつも剣で切りかかる女とか、見えない敵と戦う女とか、テレパシーで思考が全部筒抜けのナノラーとか、
死んじゃえーと罵倒する妹とか、ともかく危なっかしい奴らばかり。
渋谷では次々と殺人事件が起きて、死体が緑色になってるとか、内臓をえぐられてるとか、
流石にぼかしはあるけどなかなかショッキングな猟奇事件で生唾飲み込んでしまう。
そのたびに拓巳と殺人事件が何か関係性を持っていることがわかってしまい
他人事でいられなくなってしまい・・・
後ろからチリチリと視線を感じると思えば「将軍」と名乗る車椅子の人に命が狙われたり
科学というよりほとんどオカルトのような気もするけど、危機感を煽ってくる、ハラハラな場面が多いのは
なかなか面白いです。
その後拓巳はどうなってしまうのか、このストーリー展開が気になるドキドキ感はギャルゲーではなく
まさにサスペンス作品を見たときのドキドキ感です。

ネタバレがあるので多くは語らないですが、拓巳は人を避けるような性格ではあったものの
中盤になると拓巳も人を信用しはじめて仲間ができたことによって序盤よりもドキドキ感は薄れてしまいます。
でもそこから先はギャルゲーらしい展開もあり息抜きタイム、そっちが本業かもしれないけど。
終盤にもなると伏線を回収しまくって真相も続々分かって、ラスボスを葬り去って、
さあ感動のエンディングだ!と思いきや、(ネタバレ→)主人公が殺されちゃった
なんだこりゃ?

どうやら1周目では真エンディングにはたどり着けないらしく、2周目からは各ヒロインの個別エンドを見る必要が
あるようで、面倒だなーとか思いつつ真エンディングは気になったので頑張って各ルートを巡回しました。
1周目では妄想トリガーはCG絵を入手できるくらいで面白みがなかったけど、2周目からは個別ルートの分岐に
関わる模様でやっと選択肢のあるアドベンチャーに。
一応その希望したルートのヒロインが登場したときにポジティブを選んでおくとと良いとか。
でも例外も多くあるため、結局は攻略サイトを見ながら進むのが一番楽。
というかフラグが立っているのかどうかが分かりづらいのがダメなんですよね。
そして個別ルートに入る際は途中の章からの再開は許されず、オープニング地点から読み飛ばさなくては
ならないのが面倒。
スタートボタンで高速スキップ機能もあるけど、それでも30分くらいは放置なんてザラ、かなり面倒。
章移動できればいいのに、こういう作業が一番嫌いです。

ともかく各ヒロインの心の問題を理解・解決して、真エンディングのためにまたもう一周して、
さあエンディングだ!と思えば、(ネタバレ→)今度は主人公が殺されなかった、本当にそれだけで終幕。
真エンディングだというのに変わり栄えなしでこのモヤモヤ感、どうしてくれるのか。
地味にタイトル画面が青空になった演出は良かったと思いますが。
後日談は「らぶChu☆Chu!」でプレイできますが、期待するような内容じゃなかったです。

序盤の緊張感はすごく好きだし、ギガロマニアックスなどの設定も凝ってて世界観は魅力的な作品なんですが、
結局「そのギガロマニアックスの超能力はスゴかったんだ」というだけで事件を解決してしまって
どうも終盤は面白みが薄かった気がします。
こうしてゲームを終えてみると、ストーリーを楽しむよりもキャラクターを愛でる楽しみ方が正解なのかもしれません。
うんたしかに、ビシィさんと七海はかわいかったな、ふひひ。

category: カオスヘッド ノア

tag: PSP_C.カオスヘッド:ノア 
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カオスヘッド らぶChu☆Chu!  

「たはは・・・」

前作のサードメルトの戦闘後を描いたテキストアドベンチャー
拓巳は妄想で創られた心象世界でハーレムとなりリア充を目指すが・・・

【ジャンル】:テキストアドベンチャー
【プレイタイム】:19時間
【クリア】:クリア済
【難易度】:普通
【総合評価/おススメ度】:C

【映像】:B
【音楽】:C
【シナリオ】:D
【熱中度】:D
【オリジナリティ】:C

【コメント】:影のヒロイン三住くんはお休み

感想

登場人物、舞台設定などカオスヘッドで起こった出来事はそのまま省略され、
その後に起こる新たな問題に巻き込まれたという完全なる続編内容です。
前作のプレイは必須で、単体で遊べるような内容ではないです(アニメ版を見てコレだけを買うってのはありかも)

今作はベストエンディングなるものが存在せずにいきなりヒロインたちの個別ルートに行けるようになっており
妄想トリガーで好きなヒロインの方を選べばその個別ルートに入りやすくなってます。
とは言えやはり攻略サイトあるほうが便利、選択肢ミスすれば、いつの間にか心象世界に体も心も支配されて
精神的にキツいバッドエンドになります、これファンディスクじゃなかったんかえ?


ここからは各ヒロインの話。
ビシィさん(梨深って読みにくい)ルートでは将軍とコピー拓巳のどっちが好きかという問題を扱っていて、
将軍は父でタクは恋人だと決断してくれたんで、本編の流れからだと一番しっくりくるエンディングでした。
ここでは拓巳が嫉妬してましたが、他のルートに行くと大抵ビシィさんが背景で嫉妬してます、かわいい。
七海は妹という身分ではあるけれどキスしたんだからもうちょっと何かあるだろうと期待したけど、
結果は実家に帰って暮らすだけの割と健全な家族愛エンドでした、さすがCERO「C」の表記は嘘じゃなかった。
セナはツンデレからデレデレに昇格した模様。
本編では父親との問題があってあまりイチャイチャしてなかった反動か、とんでもないほどのデレっぷりを見せて
セナの株が上がる、これはファンディスクに相応しい内容でした。
あやせは本編の時点でもなぜかデレまくりだったけど、常に拓巳に尽くす姿勢を崩さない所はなかなかやりおる。
どうでもいいけど「グラジオール」って言葉の響きが中二病っぽくて好き。
こずぴぃも最初から最後までデレデレで不思議ちゃんだからあやせとは似てるけど
すぐ殺しに走っちゃうところは大きく違う点、こずぴぃは怖いよ。

で、問題が優愛(メガネ)。
たまに脅してくる怖い性格になる二重人格で、ヤンデレジャンルとして多少需要があるのはわかる。
でもなぜ妹の美愛(メガネじゃない)のルートまで用意される優遇っぷりなのか。
そしてこのメガネとメガネじゃないのシナリオ、セリフとボイスを差し替えただけの瓜二つな内容なところが
最高に手抜きで実に腹立たしいです。
シナリオに手を抜くならメガネ姉妹をプッシングするなよ。

それと残念な点は、らぶチュッチュにおいての本筋がどれも同じなこと。
拓巳がハーレムでヒロインと両思い

エリンに妄想だと言われて自信がなくなる

ヒロインからのラブコールで自信を取り戻す

オタクを認めてセイラを受け止める

心象世界から抜け出してエンディング

このシナリオサイクルはどのルートでも発生するパターンで、何周もするうちに展開が読めてしまって
どのヒロインであろうが飽きてしまいます。
これも手抜きっぽいし、ちょっと変化を加えるだけでも良くなるのに、シナリオライターは一体どうしたんだ?と
心配すらしてしまう。

あと細かい点だと、エリンって一体何だったの?
拓巳の否定的な部分を映した存在って解釈で正解?そういう話も語られなかったし・・・
ストーリーはどうも残念な部分があるので、やっぱりキャラを愛でるだけのキャラゲーでした。
メガネ姉妹以外は好きだったよ、メガネ姉妹以外は。



公式より朗報。
2013年秋に「カオスチャイルド」のタイトルが発表され、これはカオスヘッドよりも数年後の未来の話で
GEレートとかギガロマニアックスの秘密とかまだまだあるだろうから、ラブチュッチュでは語ることのなかった
世界観が明らかになりそうで実はちょっとだけ楽しみだったり。
でもプレイするかは未定だし今は妄想でガマン。

category: カオスヘッド らぶChu☆Chu!

tag: PSP_C.カオスヘッド:らぶChu☆Chu! 
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スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園  

「ダンガンロンパおかわり」

学級裁判にて議論の矛盾を論破して真のクロ(犯人)を暴いていくアドベンチャーゲーム
前作の学校とは変わって、無駄に施設が整った無人島で新たな超高校級の才能を持つ学生たちが絶望に立ち向かう

【ジャンル】:アドベンチャー
【プレイタイム】:20時間
【クリア】:クリア済
【難易度】:やさしめ
【総合評価/おススメ度】:A

【映像】:B
【音楽】:C
【シナリオ】:A
【熱中度】:A
【オリジナリティ】:B

【コメント】:水着に砂利を入れたときはコナンっぽかった

モノクマからのアナウンス

続きが気になり友人からソフトを借りてプレイしました。
んでプレイしてすぐにモノクマからこんなセリフが

「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」を
お買い上げ頂いたオマエラ・・・誠にありがとうございます
「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」を
友達から借りてプレイしてるオマエラ・・・
借りパクは友人をなくす恐れがあるので、
念の為にもう1本買っておく事をお勧めします


誰がプレイしてもこのセリフは出るんですが、モノクマに見透かされたような気がしてちょっとゾッとしました。
モノクマ(というか製作側)の遊び心は前作と変わってないようで、今作も楽しめそうです。

ゲーム部分

「スーパー」の名が付いてるけれど、ダンガンロンパ(以降1とする)の正統な続編で、物語の終盤には
1の内容が頻繁に登場するため、1を遊んでないとかなりガッカリな結果になるでしょう。
ここからのレビューは1を遊んだこと前提でいきます。

学級裁判について。
相手の証言の矛盾について証拠(コトダマ)で論破するスタイルは変わっていません。
それに加えて刀で証言を斬る「反論ショーダウン」が新たに登場して、不要な証言はひたすら切って
矛盾点はコトダマを使って切ると、なんかひたすら切るミニゲームです。
ただし切る回数には制限があるため、やたらめったらに切るのではなく同時に証言が出現する場面では
同時に切るという方法も必要になってきます。
第二章にそれが唐突に出現して結構焦りましたが、それ以降は大業物(切る回数+5)のスキルを
使うことでイジワル(難易度設定)でも楽勝になりました。

あとスノボーみたいなアクション系のミニゲーム「ロジカルダイブ」まで登場。
基本的に道なりに進んで障害物を回避して穴をジャンプするっていう本当にスノボーアクションですが
分かれ道ではクイズを提示され、どのトリックが正解か問われるためちょっとした推理要素もあります。
正解でない道を進むと一寸先は奈落で少しダメージを食らってもう一度分かれ道に戻されます。
これがもしも一発ゲームオーバーならたまらなく難しいでしょうがそんなことなくて良かった。
終盤では横道にジャンプするという高度な技もいるので、1よりもアクションを強く要求されてる感じです。
推理だけを楽しみたい!という人にとっては不満かもしれませんが、私はこのくらいアクションと推理のメリハリが
あった方が「ゲームらしく」て楽しめました。

問題は「パニックトークアクション(略称PTA)」とかいうリズムゲーです。
1でもあった「マシンガントークバトル」と似たような音楽に合わせてボタンを押すタイプで大きく違う点では
押しっぱなしで証言をロック、タイミングよくボタンを放すとロックしたものを破壊できるようになったこと。
結果的には1よりも簡単な操作になりましたが、私は1の操作感覚を覚えていてついタップしてしまい
なんやら訳分からないまま即ゲームオーバーになりました。
どんなに推理が上手くいってもここでゲームオーバーになれば主人公が犯人になるってオチも相変わらず、
どんな疑われ方なんだ。
それに単純にリズム感覚が追いつかずミスしたときの体力減衰量がやばいなと思います。
やっぱりこのリズムゲームは要らない子だよ。

探索パートはたいして変わってませんでしたが、おまけモードの種類がえらい幅広くなってます。
前作であったガチャガチャのアイテム収集はもちろん、モノミがケモノを倒していくアクションゲーム、
1のIFストーリーを書いたノベルゲーム、島で自給自足するシミュレーションゲーム(クリア後)などが遊べます。
あとは「メダルをあつめた」「○時間プレイした」などの条件を満たすと印が付く、
いわゆる実績モードまであります。
本編にハマったのであればこのおまけは嬉しい限りで、特にノベルゲームとシミュレーションゲームでは
さらにダンガンロンパを深く楽しめるストーリーが用意されています。
クリア後に遊ぶと一層楽しめるでしょう・・・やっぱりストーリーが魅力なゲームだと改めて思います。

ストーリー(ネタバレなし)

「1を知らないとダメ」なのは確かだけど序盤中盤までは何も知らなくても楽しめる内容。
入学したばかりで島に拉致されたのはなぜか、そもそも島とはどこなのか、記憶がなくなっているのはなぜなのか、
1を知ってるならプレイヤーにとってなんか見た事ある人(十神や狛枝?)がいるのはなぜか。
この謎にもすべてそれなりな答えがあり、クリア後にはそれっぽくまとまっているんだからすごいと思う。
(ただし空想科学もビックリなトリックもあるんで寛大な心構えは必要)
終盤になると1の内容・登場人物がストーリーに大きく絡んできて、それが図々しいほど絡んできたため
そこがうれしくもあり残念でもある複雑な部分でした。
「1の彼らは脱出してからどうなったのか?」の問いに"一応"答えが示されますが
多くは語られなかったため、1から続く本筋の部分に関してはまたも未解決。
個人的にはもっと答えが欲しかったなという印象。

1ではあれほど個性の強いキャラクターがそろってたにも関わらず、2では十神含めて新たに16人も登場するんで
とにかく人数が多くて覚えるのが大変そうで、「(まぬけキャラや武道派のキャラなど)焼き増しかよ」と
最初はキャラクターを好きになれるか心配でした。
でも続けてプレイしていくうちにその心配事がどうでもよくなるほど今作も愛されキャラが満載です。

とりあえず一人挙げるとするならば「澪田唯吹」でしょう。
超高校級の軽音楽部と呼ばれ、たまにたがが外れるハイテンションなムードメーカー、
良く言えば元気っ子、悪く言えばバカっぽい。
外見はビジュアル系バンド(女のビジュアル系バンドって少ない?)で口癖は「~っす」、
特に体をゆらして「ひゃっはー!」とか喜んでいる姿とか健気ですごくかわいい子。
まあ名前は某けいおんキャラの文字を集めただけっていうやっつけ感がありますが・・・
そんなわけでプレイ後には16人のうち誰かにハマっていることでしょう。

まあ島で起こる数々の事件には1とは一味も二味も違ったどんでん返しな展開が用意されていたので
新たな気持ちで楽しむ事ができました。

まとめ

ネタバレなしの感想は難しいなあ。
とりあえず1をプレイしなきゃ謎だらけ、でも2だけでも十分面白かったという矛盾した?感想になります。
正統な続編だけど、「ダンガンロンパをもう一回楽しみたい!」という人のための
"おかわり"的な位置づけのゲームだなと思います。
1を満足にプレイできたなら間違いなく楽しめるだろう内容になってます。


↓ネタバレ感想は「続きを読む」から
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category: スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園

tag: PSP_A.スーパーダンガンロンパ2さよなら絶望学園 
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ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生  

「エスパーですから」

色々な才能を持つ高校生たちが集う学園で事件が発生、それを学級裁判で真実を暴いていく裁判アドベンチャー
学級裁判でクロ(犯人)を見つけ出し矛盾点をロンパせよ!

【ジャンル】:アドベンチャー
【プレイタイム】:15時間
【クリア】:クリア済
【難易度】:やさしめ
【総合評価/おススメ度】:A

【映像】:B
【音楽】:C
【シナリオ】:A
【熱中度】:A
【オリジナリティ】:B

【コメント】:どんでん返しが面白い、ただしオチだけ一言申したい

ストーリーについて

キャラクターがポップ調の絵だから普通に裁判モノのゲームかと思ってプレイしてたけど、
いつの間にか殺し合いに発展するようなダークなゲームだとは驚きました。
まあゲーム紹介にも裁判するって書いてあるから殺し合いぐらいに発展するってのは予測できたのですが・・・
予習してなかったので良いハプニングとなり良い驚きになりました。

とにかくこのゲームでは驚きの展開、公式の呼び名では「どんでん返し」が多いのが魅力です。
まだプレイしてない人の楽しみを奪いたくないので詳しく書きませんが、
例えばコイツが犯人じゃないかと匂わせておいて、実は別の人間が犯人でしたみたいな
騙されそうになる演出が多いため、展開の半分くらいは推理で予測できても、
もう半分は誰もが予測不可能なんじゃないかと。
そんなどんでん返しがずっと続くのでまったく退屈しません。

登場人物は学園に入学してきた15人の高校生たち、みんな何かしら才能があり
超高校級の野球選手、超高校級のアイドル、超高校級の御曹司、超高校級の同人作家など
なにかしら肩書きを持っており、さらに天才ばかりでやたら個性的な性格であるため
キャラクター性がとても分かりやすくて良いです。
キャラ絵もポップなアニメ調で、モノクマと呼ばれる熊のマスコットキャラも登場してずいぶんと可愛らしい。
モノクマの声は旧ドラえもんの大山のぶ代が担当、声はドラえもんそのままで随分懐かしい気持ちになりました。
このドラえもん声+ポップなアニメ絵の中で殺人事件が起きてしまう、
そのミスマッチ感がまたたまらんのです。

本当はみんな殺人をしたくない、でもあることが原因・動機になり疑心暗鬼になってしまう。
またそれぞれのキャラクターとの会話で愛着が湧いてしまうと、大抵は絶望的な展開が待っててガッカリしてしまうことも。
ネタバレは言わないつもりだったのに・・・いや、ちょっとだけなら大丈夫!許せ!
メインっぽいキャラが死んでしまったときは、久しぶりにやばいゲームが出たなと思いました。
ああ・・・言っちゃった。

とにかく一瞬も気を緩めることができないストーリー展開がとても面白いです。

ゲーム部分について

ストーリーは素晴らしい。
でもこれだとゲームなのか?となりそうなのでアドベンチャーの部分を掘り下げます。

言ってしまえば逆転裁判などとなんら変わりないです。
学園生活パートと学級裁判パートに分かれており、学園生活パートで事件前まで学園内を調べていきます。
キャラクターとの会話で好感度が上昇、裁判が有利になったりもします。
事件発生したら本格的な探索が始まり、証拠品や証言を集めます。
取りこぼして立証不可になることは無いため、割と安心して探索できます。

学級裁判パートが特殊で、ノンストップ議論では矛盾点のあるセリフに証拠(弾丸)を込めて撃つと
論破!という風になります。
ダンガンロンパってタイトルの意味、これでなんとなく分かると思います。
ロンパするとき主人公が「それは違うよ!(ショタ声)」とか言ってくれます。なんか笑えますw

難易度としては、会話をしっかり聞いてどういう議論の流れかが分かっていれば、
そこまで推理力に自信が無くてもストーリーが進んでいき、クリアすることはできます。
ただ矛盾のあるセリフは会話の中の一瞬だけ、証拠品も正解はひとつだけなので
ボーっと話を聞いてるだけでは論破することができないようになってます。
推理とアクションにそれぞれ難易度が3種類ありますが、イジワル(むずかしい)でも
操作がちょっとだけ難しくなる、選択肢が多くなる程度でした。

会話から矛盾を見つけるノンストップ議論だけでなく、言葉を思いつく閃きアナグラム、
リズムに合わせてボタンを押すマシンガントークバトル、
事件の全貌のコミックのコマを埋めていくクライマックス推理などがあります。
一個だけ腑に落ちなかったのは、マシンガントークバトルというやつ。
他は推理っぽい考えが必要なのに、マシンガントークバトルはボタンをタイミングよく押すだけの
完全なリズムゲーです。
リズムを一定だけ間違えるだけでゲームオーバー、どんなに犯人を追い詰めても
主人公が犯人扱いされるっていう雑な終わり方。
真犯人を追い詰めているのにこの仕打ち、なんて雑なんだろうか。
おまけにマシンガントークバトルの機会がそんなに無いため、久しぶりに発生すると○ボタンと△ボタンを
間違えて□ボタンのリロードの存在を忘れて、いつもゲームオーバーになります。
確かにルールはスタートボタンでいつでも確認できるし、難しいなら難易度下げれば問題ないし
自分が完全に悪いんですが、あれはストーリー的にテンポ悪すぎです。
そんなリズムゲーはいらない。

基本的にノンストップ議論がシンプルで一番面白いです。
何気に学級裁判パートはフルボイスで、会話に緊張感とか伝わってきて凄く盛り上がれます。
フルボイスでなかったらキャラクターに個性が出せずに、間違いなく面白さ半減してたと思えるほど
ボイスの力の偉大さに気が付きました。
一方で学園生活パートはボイス自体少なめなのは容量の都合だろうか。
にしてもストーリー部分はまったく、良くできてて感心します。

マシンガントークバトルだけは絶対に許さない。

まとめ

プレイする前は学園+法廷かーとか軽く思ってプレイしましたが
ストーリーの絶望感がもの凄くて、こんなに重いゲームだとは想像すらしてませんでした。
それを含めたどんでん返し、驚きの連続のストーリーは素晴らしい出来です。
最後のオチだけは微妙、というか謎が明らかにされなかったので満点の内容とは言えませんが
ぜひとも続編(スーパーダンガンロンパ2)もプレイしたくなるゲームでした。

さらに今夏にアニメ化もされるそうで、世間の評価も上々なのでアニメの前にプレイして損はないです。
アニメ系のアドベンチャーゲームが好きならオススメの作品です。



このゲームに直接関係ないのですが発売元は同じくスパイク、開発がチュンソフトでしたが
DS「9時間9人9の扉」も似たような展開(謎の組織によるゲーム形式の殺し合い、起きると密室で一時的な記憶喪失、
アニメ絵、疑心暗鬼など)でダンガンロンパにはどうも新鮮さを感じられませんでした。
比べてはいけないような気はするのですが、プレイして似たようなゲームだと真っ先にこれが思い浮かんだので
ちょっと紹介しておきます。
どちらも驚きの展開は共通して、間違いなくどちらも楽しいことに変わりないです。


↓ネタバレあり感想は「続きを読む」より
-- 続きを読む --

category: ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生

tag: PSP_A.ダンガンロンパ希望の学園と絶望の高校生 
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