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ルーマニア#203  

「セラニポージの新曲、聴いてみよーっと」

ごく普通の若者ネジ君の日々の生活をのぞき見する人生介入型アドベンチャーゲーム。
彼のいない間に部屋にイタズラして、ネジ君の運命を変えることができる。

2016年05月28日(Sat)15時33分17秒2016年05月28日(Sat)15時19分49秒
2016年05月28日(Sat)15時23分07秒2016年05月28日(Sat)15時31分13秒


【ジャンル】:アドベンチャー
【プレイタイム】:10時間
【クリア】:クリア済
【難易度】:普通
【総合評価/おススメ度】:C

【映像】:B
【音楽】:A
【シナリオ】:C
【熱中度】:C
【オリジナリティ】:B

【コメント】:ベランダに居るおじさんトラウマ

昔と今

観察対象の人物、とあるアパート203号室に住むネジタイヘイ通称ネジ君は大学生です。

実は二度目のプレイとなりまして、当時遊んだ頃は成熟してない小生意気なガキだったので大学生もオッサンも同じ大人として見ていたような気がします。
だからこのゲームをプレイして、大人になったらこうやってゴロゴロ生活できのかと
ボヤ―っと思っていた記憶があります。

で、発売から随分と年数が経過していつの間にかネジ君より年上になってしまい、
今になって二度目のプレイをしていると、当時とは逆にネジ君がただの大学生のガキにしか見えません。
時とは不思議なもので、ゲーム内容自体は一切変わっていないのに、過去と今とでは感覚が全然変わってしまい、作品に対する評価も変わることがあります。
このゲームではその感覚がとても大きいように思えます。

当時は特に面白く感じなかったネジ君の私生活描写が、なぜだか生々しくて可笑しいです。
特に一人暮らしを経験しているとなおさらそう感じてしまい、
無意味に床に散乱しているファッション雑誌とか
いつ遊ぶのか分からないダーツの的だとか、いつ使うのか不明な空箱とか
デジャブのようなものを感じました。
そしてテレビに向かってひとりごとを発してしまうところとか、意識はしていないけれども自分もやってるんだろうなと思います。
そんな大学生の平均的な姿形がネジ君として具現化されてるため、恐らく一人暮らしを経験しているプレイヤーは何かしらシンパシーを感じるのではなかろうかと。絶対。
それをゲームを通じて感じるとは思っても見なかったです。
(何の関連もないし私情だけど、先日のブログ記事の映画と似たような感覚でした)

ゲームの感想

メインシナリオが4つ存在し、まあどれも安っぽい感動になるのはひとまず置いといて、ナンテンブラザーズのシナリオは他3シナリオよりも異色で、人間模様のある生活がリアルの中で非現実的な事件が発生してしまう、言うなれば世にも奇妙な物語といったような例えになるんでしょうか。
ちょっとした怖さとネジ君の非凡さがギャグっぽくなってて個人的には一番好きです。

ただ、4つのシナリオの内1ルートが確定したら、プレイヤーはガサ入れでフラグを立てないと即ゲームオーバーになる一本道シナリオってところが残念です。
プレイヤーがせっかくガサ入れでこっそり物を動かしたり、物をクリック連打して意識を向かせてもフラグは一つだけで、自ら変化を加えている感を得ることができません。
どこがフラグになっているのか、ヒント映像を元に探しだす楽しさはありますが、もっと自由度が欲しかったのかな。
さらに欲を言えばシナリオ数がもっとあれば良いなと思いました。

がさ入れで机を動かして「え?」とネジ君を不安にさせたり、
鍵を閉めてベランダから侵入してもらうようにしたり、そういうリアクションのある行動はなかなか面白いです。
一方で、「ラジオ」「CD」「テレビ」のように節操無い行動を順にクリックすると
「ラジオをつける」→「ラジオをけす」→「CDをきく」→「CDをけす」→「テレビをつける」みたいな消す行動が追加されウロウロとスローテンポで歩いて行動して、それも機械的に動くので結構イライラしました。
人間的な面白い行動もあれば、機械的なつまらない行動もチラホラ見かけて、行動の種類も増えたら面白そうには思います。
それだけ行動のサンプリングも必要だから大変そうだけど・・・

セガっぽい(?)のっぺり顔のグラフィックも当時としてはかなり頑張っていると思いますし、今やってみると新たな気持ちでプレイできたので、変わったゲームをやってみたいという時は良いゲームかもしれません。

おまけ1

2016年05月28日(Sat)15時32分13秒2016年05月28日(Sat)15時32分25秒

どのシナリオでも共通のゲームオーバー。
2052年なんてあっという間に来てしまいそうで、昔遊んだ時も今でもちょっとトラウマな絵面です。
ゾンビみたいな声だすなよ。

おまけ2

最近になって渋谷系の曲+ゲームという謎のジャンルにハマっており(最近では塊魂とか)その過程でセラニポージなるアーティストが存在することを知りました。
このアーティストの元ネタを調べるとこのルーマニア#203から誕生したと知って、今回再度プレイに駆り立てられたという経緯が実はありました。

当時は曲なんて興味もなかったんですが、まさかこんな良曲が眠っていたとは・・・
ゲーム内ではCDを聴く行動をしたときのみの環境音でしかない&制限時間あり&おまけで聞けるけどそもそも全曲回収が大変なのでじっくりとは聴けませんでした。
まあこうしてネット上で転がっていたり、中古CDも買える環境なので気が向いたら買おうと思います。
「スマイリーを探して」とか「ぴぽぴぽ」好き。



デビュー前からセラニに目をつけていたネジ君、マジ有能プロデューサー。
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category: ルーマニア#203

tag: PS2_C.ルーマニア#203 
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THE 地球防衛軍  

「こんなにでかいのを一人で倒すなんて、お前の方がよっぽど怪物だぜ・・・!」

シンプル2000シリーズvol.31のガンアクションゲーム
無数の巨大生物が地球に侵略、人類の存亡を賭けてEDF(アースディフェンスフォース)が立ち上がる

【ジャンル】:アクション
【プレイタイム】:15時間
【クリア】:クリア済
【難易度】:普通
【総合評価/おススメ度】:A

【映像】:C
【音楽】:C
【シナリオ】:C
【熱中度】:A
【オリジナリティ】:A

【コメント】:地球だけじゃなくて人の命も守れよ

感想

"侵略者から地球を防衛する"という事でもっと地球外生命体らしい生物(エイリアンとか)と戦えばいいのに
最初のステージで戦うのは巨大アリの大群。
UFOや巨大怪獣も登場しますが、敵として登場するのは基本的に巨大アリがほとんど。
しかも見た目がなかなかリアルで、虫が苦手だとグロテスクに感じるかもしれません。
「なんでアリと戦ってるんだ・・・」と思いながら最初はプレイしてましたが
いつの間にか「地球防衛軍」というワードが登場するだけで「アリ」を連想できるほど洗練されました。

ジャンルはガンアクションということでたくさんある銃器の中から二種類を選んで戦っていきます。
序盤はアサルトライフルで雑魚を一掃、リロード時間以外は玉数無限で撃ち放題なので爽快。
いや、敵が多いと処理落ちで映像がカクカクになるので爽快かどうかと言われるとそうでないかも・・・
中盤からは敵の耐久度も上がり個体数まで増えてくるのでARだけで対処できなくなってきます。
そうなるとドロップアイテムのランチャーや爆発物で広範囲攻撃していくなど武器の使い分けが必要です。
他にもショットガンやスナイパーライフル、火炎放射器などネタ武器も満載で
武器一つで戦略が随分と変わるのが面白いです。
ただ武器枠が二つだけで、自分はメイン武器としてランチャーとスナイパーを持っていくのですが、
その二つからどちらかを削る必要があるので、新しい武器を気軽に持って行き辛いのが残念。

それから地上にはアリ、上空にはUFOと視点移動が大変なゲームなので操作方法をノーマルにすると
あらぬ方向を向いたりしてとんでもなくイライラします。
そんなときはオプションから操作方法をテクニカルに変更するだけで
昨今のTPS作品のように自由で軽快に操作できるようになります。
操作変更されたことにより前転による緊急回避が実用的になり、基本的に移動とリロード中はゴロゴロ転がり、
というより射撃以外は常に転がっているようになります。
しかも通常の走りより前転の方が移動速度が速いってどういうこと・・・
でもこの操作ができないと高難易度のクリアは難しいという罠。

ステージ数は25、難易度は5つあり、計125回楽しむことができます。
「イージー」「ノーマル」が簡単、「ハード」が丁度良い、
「ハーデスト」「インフェルノ」からは敵が素早くなって、武器とアーマー増強してからでないと難しいです。
実際インフェルノは一回の酸で昇天するし、UFOの機関銃が当たるだけで溶けてしまうほどマゾい難易度で
正直これはクリアできませんでした。
ただし難しいといっても難易度はいつでも変更できるので、
初心者からマゾまでゲームバランスを自由に調整できる点は良いところ。
プレイヤーの腕に関わらず遊べるってのは意外と重要。

ストーリーについてはぶっとびまくり。
地球防衛軍と言うわりには前線で活躍するのは主人公の一人だけってのが笑えます。
戦闘中、無線で隊員とのやりとりを聞き取っても、大抵敵に苦戦しています的な悲しい報告ばかり。
姿が見えないのは遠い所で戦っているのかな?(イライラ)
そのようなツッコミどころが満載な点はセリフにも含まれています。
ミッション3ではアリが噛みつきでなく酸を噴出するようになると、とある隊員がおっしゃったあの名言、
「何だこれは、蟻の体液か?・・・うわっ、さ・・・酸だあああ!
を拝聴できます。
「サンダー」という魔法の言葉にしか聞こえないと、ネタとして人気のセリフです。
個人的には巨大怪獣を倒したときのセリフ
「こんなにでかいのを一人で倒すなんて、お前の方がよっぽど怪物だぜ・・・!」
がツボでした。
いかにもB級作分の脇役が喋ってそうなセリフ、まさにこの地球防衛軍の雰囲気にピッタリで
ストレートな感想で且つ自分はキザな感じを装っているところがたまらなく好きです。




主人公が強すぎだとか地球防衛軍が市民やビルに向かってランチャーを撃ちまくるとか
そもそもなぜ巨大アリなのかとかシュールな笑いどころが多々含まれており、
チープな設定が奇跡を生んだのかもしれません。
さらにシンプルシリーズの一つだったことから低予算の開発だったらしく、マップや敵を使い回したり
処理落ちが頻繁に発生するなど欠点ももちろんあります。
敵を残滅させるばかりでゲーム性が単調になりがちで、ゲームモードにもう少しバリエーションがあれば
良かったとも思えます。(2P対戦が面白いらしいですが今回はプレイしてません)
ただそれを補えるほどにアクションゲームとしての面白さが詰まってますから
シンプルシリーズもバカにはできないという証明にもなるシンプルシリーズの代表作でしょう。

category: THE 地球防衛軍

tag: PS2_A.THE地球防衛軍 
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みんな大好き塊魂  

「エブリデイ、エブリナイツ、君と王様のレインボウ」

「塊」を転がして大きくするアクションゲームの第二弾
水中や空中や夜などのステージのシチュエーションとステージ数が増加し、BGMにも新譜を使用している

【ジャンル】:アクション
【プレイタイム】:時間
【クリア】:クリア済
【難易度】:普通
【総合評価/おススメ度】:A

【映像】:C
【音楽】:A
【シナリオ】:B
【熱中度】:A
【オリジナリティ】:B

【コメント】:説明書の絵本のゆるい感じも必見

感想

前作「塊魂」をプレイしてからもう2年が経過して塊魂というものをすっかり忘れた頃、このゲームを始めて
セーブ選択画面の「なーなななななな・・・」の歌を聞いて、あー確かにこれだと塊魂を思い出しました。
とりあえず王様のインパクトが強すぎる。
圧倒的な身体のサイズに頭がやたら横に長いビジュアル、主人公の王子(5cm)とサイズが全く違うところも
密かなツッコミどころです。
そして王様はなぜか外人っぽく片言の喋り方で、すごく今更感がある話ですが
昔に流行ったペリーのFlashの声の人だったんですね、聞いた事ある声だなとは思ってたけれども。

今作はファンの要望に答えるため様々な星を作ることが目的、要は塊を転がすだけ。
操作も基本的な目的も前作と全く変化していないですが、塊を転がしてみてやっぱり面白かった。
最初は小さい塊で人間にぶつかっても跳ね返されるだけですが、周りのモノをひっつけて塊を大きくすると
それを見た人間は逃げ惑い、何十人、何百人を巻き込むことも可能。
最初は文房具とか紙とかお菓子くらいしか巻き込めなくても、だんだんと建物や自然環境や星をも巻き込めて
ゲーム上のオブジェクトなら全て巻き込めるようになります。
それは支配のような"ある種の気持ちよさ"に似ています。

そして意外と重要なのが頭の中を空っぽにしながらプレイできるところ。
塊は左右スティックによる直感操作、自分の塊に合ったサイズのモノにぶつかるだけの簡単なルールで、
年齢とか知識とか関係なく誰でも楽しむことができます。
頭が空っぽということは"ある種の気持ちよさ"というものを味わうための
最高のコンディションだといえるかもしれません。


音楽に関してはVeryNice。
有名アーティストを起用して楽曲をBGMにしちゃう大胆さ、ゲームそっちのけでBGM聞いていたいほど良曲揃い。
個人的に好きなのは野宮真貴「ベイビーユニバース」(藤井フミヤのベイビーユニバース
http://www.youtube.com/watch?v=Ek2MdD9KPFY
あの渋谷系の感じがスゴく好みで、雪玉のステージが時間無制限だったから
ずっと放置してたくらいに好きでした。おい塊作れよ。

あと好きなので有沙「Everlasting Love」
http://www.youtube.com/watch?v=Aj4u4REXzP4
ちょっと棒っぽい声質だけどそれがクセになってくるポップロックです。

興味深い曲だと新沼謙治「DISCO★PRINCE」は、新沼氏は演歌歌手ですが今回初めてラップに挑戦したとのことです。
http://www.youtube.com/watch?v=hbX5yhQketI
きゅっきゅっきゅーのぱっぱっぱーとか言うてるし。
演歌の時の面影は全く無く、完全なテクノの曲+お調子者のおっさんラップで名前を見ないと気づかないレベル。

このようにアーティスト達にとって「塊魂」への出演は何かに挑戦できる機会となっていて
そういう楽曲に隠された背景を調べるのも面白いです。
そして続編の楽曲も気になるところです。(サントラもほしいところ)

時間無制限で思い出したけど、今作は塊を時間無制限に作れるおまけがなくてちょっと残念。
1000mの塊を作るステージを制限なしに思う存分遊べたら間違いなく自分好みのゲームでした。
とはいえ前作よりもボリュームは増量して、タイムアタックなども結構難しくてやりごたえあり、
単純なゲームだけど、このゲームでしか味わえない魅力満載。
最近は忙しくてゲームをじっくりできない、そんなときに軽くプレイして癒しの環境にもなるのも良いところ。
「みんな大好き塊魂」はまさに塊魂の完成型と言えるでしょう。

category: みんな大好き塊魂

tag: PS2_A.みんな大好き塊魂 
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プリンセスメーカー2  

「お父さん、男の人ってやっぱり、バストの大きい女の子が好きなの?」

星から授かった娘を育てる、父親を体験できる育成シミュレーションゲーム
10歳から18歳までの8年間、娘の育て方次第で千差万別の未来が彼女を待ち受けている

【ジャンル】:育成シミュレーション
【プレイタイム】:9時間
【クリア】:クリア済
【難易度】:普通
【総合評価/おススメ度】:B

【映像】:C
【音楽】:C
【シナリオ】:C
【熱中度】:B
【オリジナリティ】:B

【コメント】:キューブとかいう執事うざすぎ

感想

発売から約10年、品薄のためか未だに中古価格が3000円もするプチプレミアなプリンセスメーカー。
「血のつながらない娘を育てる」という危ないのか健全なのか非常にきわどいテーマにそそられて購入しました。
べ、別にやましい気持ちで購入したんじゃないんだからねっ!

まあ実際は娘に露出度の高い服を着せて体のライン最高!と言うぐらいであれば楽しめますが、
いかがわしい事ができるような機能は付いていません。
絵柄も昔のアニメっぽくて単にエロいものを期待するだけなら他のゲームでも買ったほうが吉です、
今ならそういうゲームはいくらでもあるし。
どうしても育成メインとなるのでそこを楽しめるかどうかがポイントとなります。



ゲームシステムは、限りある時間の中でアルバイトと習い事をこなして能力パラメータを効率よく上げていき
そのパラメータ次第でイベントが発生・変化していくというもの。
良い意味で平凡すぎる育成シミュレーションで、他社ですが「モンスターファーム」と
似たような感じです。(モンスターと娘は大分に違う)
ただ能力パラメータの種類がかなり多めでその数30種類以上。
体力・筋力・知能はよくあるもの、気品・色気は女の子っぽいステータス、料理・掃除洗濯は家事スキル、
礼儀作法は社交性に関連、モラル・因業・信仰などパッと見で何なのかわからないステータスまで満載です。
実際に最初はお金が必要となるのでバイトをする、つまり体力が必要なところまではなんとなく分かっても、
次に求めるステータスは手探りになりがちで大変。
さらに身長・体重・スリーサイズまで存在し、バストが増えるアイテム「豊乳丸」でドーピングもできます。
体重ステータスは娘の容姿が変化してドレスが着れなくなるなど設定が細かく、そもそも娘が太ってしまうと
父親としても胸に来るものがあるので、どうするべきかは悩みどころ。
でもそこはしっかりとプレイヤーの管理に委ねられるところは「娘の成長を見守るパパ」として面白いです。

娘を育てるバイトと習い事の他に武者修行があります。
武者修行はRPGっぽい平面フィールドマップを探索するもので宝箱やイベントが多く存在します。
この場面だけ娘やマップがドット絵になって移動がパッパッと一マスずつ動くところにレトロ感があります。
ただ進む先が三歩ほどしか見渡せない仕様は謎、これもファミコン時代っぽくて味あるけれども
さすがに見辛いから直してほしかった。
(このゲーム自体はPCのリファイン版の移植作品、オリジナルは1993年発売だからレトロなのも当然かも)
エンカウントで現れるモンスターは倒すとお金を入手できてバイトよりも効率よくお金を稼げますが、
同時に因業ステータスまでアップしてしまい、モンスターを倒すほど娘は悪人になってしまうってのが斬新。
でも実際は因業は教会でお祈りする(寄付金100G)と因業が下がるのであんまり困らないかも。
そしてエンカウントでは良心ある村人や衛兵とも出会えて「話しをする」「無視する」「攻撃する」を選べます。
「攻撃する」の文字からすでに危険オーラが伝わり、最近こういうトラブルがあったばかりなのに選びそうになる、
こういった遊び心でプレイヤーを刺激してくれるのが武者修行の面白いところだと思います。

パラメータにより娘はエンディングで勇者・主婦・女王・芸術家、さらにはゴロツキや魔王にもなるらしく
エンディング数は40以上。
しかも結婚相手もそれなりにいるらしく、正直なところエンディング数はどれだけあるか分からないほど多いです。
一応ベストエンディングはプリンセスメーカーの名の通り女王ということらしいですが
女王にすることを意識せずに適当にプレイするほうが面白くなります。
ゴロツキになろうが娘は可愛いんだからしょうがない、周りの意見なんて気にするな!



辛うじて文句があるなら、娘の容姿が一種類しかない、せめて髪型くらいは変更できたらうれしかったのですが
それも一種類のみで少しがっかり。
特に2周目を始める時に意欲が湧きにくいというか、まあエンディングの種類でカバーできるかも。
「娘を育てる」テーマがあるおかげで育成シミュレーションとしてはかなり楽しめました。
何気にフルボイスであるのも没入できるきっかけかもしれません。
昔のアニメ絵に抵抗さえなければきっと、2次元最高とか言うなら尚更にオススメできる作品です。

category: プリンセスメーカー2

tag: PS2_B.プリンセスメーカー2 
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ファーレンハイト  

「殺人事件とは何だったのか」

操られるがまま殺人を犯してしまった主人公ルーカス、警察から逃げつつも殺人の真相を追うサイコアドベンチャー
スティックでの直感的な操作アクションが緊張感を生む

【ジャンル】:アドベンチャー
【プレイタイム】:7時間
【クリア】:クリア済
【難易度】:難しい
【総合評価/おススメ度】:E

【映像】:C
【音楽】:C
【シナリオ】:Z
【熱中度】:E
【オリジナリティ】:B

【コメント】:ミニゲームもスティック倒してばっかり!

スティック操作は辛いよ

この作品と同じ制作チームが開発したPS3「ヘビーレイン」はすでにプレイ済なんで、
スティックを使った操作には二度も感動はしませんでしたが、初めてプレイするなら価値ありだと思います。
やっぱりこの作品にも「飲み物を飲む」動作があります。

冷蔵庫のミルクを飲むのに「冷蔵庫を開ける→ミルクのパックを取る→ミルクを飲む」なんて煩わしい手順を踏んで
しかも冷蔵庫を開けるのに右スティックを倒す、ミルクのパックを取るのに右スティックを倒す、
ミルクを飲むのに右スティックをグルッと4分の1回転させないと飲みやがりません。
多分初めてこの操作をすると「複雑だけど直感的だ!」と感動するかも?
私としてはヘビーレインの前身だなと、今さらながらヘビーレインは凄かったんだと、全然関係ないところで感動。
こんなにややこしい操作を要求しつつも、臨場感の表現を大切にしている、
それこそがQuantic Dreamクオリティーなんだなと。

で、美談はそこまで、そんなぬるい操作よりも
今作はアクションシーンでの連続するスティック操作が際立ってやたらウザいです。
飲み物を飲む時とは違って、襲撃を回避する、敵と戦うなどのイベントが発生したときのアクションシーンでは
画面通りの指示(赤青黄緑の注視アイコン)に従ってタイミングよく左右のスティックを上下左右に倒します。
指示通りなんで直感的で単純なルールなんですが、これが1回でもミスするとゲームオーバー(と思って良い)
1、2回くらいならまあ余裕ですが、これが100回連続で成功させろと言われるとどうでしょうか?

家具が飛んでくるシーン(未プレイだとそんな話なの?プレイ済みならあー・・・ってはず)では
3分間もの間は画面を凝視しながら一意専心でスティックを黙々と入力しなければなりません。
おまけに画面上では激しいアクションが展開されてて赤青黄緑の注視アイコンが見づらいこともしばしば。
もちろん1回でゲームオーバー、人間そんなに集中力は続きません。
もはや死んで覚える死にゲー状態に(表示順は毎回決まってる)

救済として一応5つまでミスできる体力というものもありますが、そもそも回復アイテムは全然置いてないし、
かといって体力減るたびに前のデータからロードするのも、ロード時間が長いこともあって骨が折れる。
最終手段としてメニューから難易度をいつでも(プレイ途中でも)変更可能です。
イージーにすると多少のスティック操作ミスを見逃してくれるのが良かった。
この方法がなかったらクリアできなかったと思うし。
でもイージーにしたところで家具が飛ぶところは3分間集中しなければならないのは変わらず。
ゲームでこんな苦行を味わいたくなかったです。

驚くべき展開のストーリー

とある店の中のトイレで何者かに操られて殺人を犯してしまった、その証拠隠滅のために何をしなければならないのか
行動パターンがたくさん用意されてて、導入部分にしてはすごく惹き付けられます。
遺体をトイレに隠し、返り血や床の血跡はキレイに消して、何食わぬ顔で代金を払って店をあとにするも良し、
証拠品なんてほうっておいて裏口まで一気にダッシュするのも良し、店内の客や店員に話かけて
罪悪感に苛まれるも良し、とりあえず店にたまたま来ていた警察に見つかるまで好きに行動できます。
しかもこの行動パターンによって後のストーリーの展開が変化するのだから(あとから知ったんですが、
この場面では大きなストーリー分岐は無いらしいです、残念)その展開を考えるだけでワクワクしてきます。

ワクワクしてきますよね・・・

残念!その後、そんなワクワク感もぶち壊しやがります。

緑の虫の幻覚を見ることで始まり、オカルト組織に操られてたことが判明、そういえば超能力使えるじゃんと
自覚してからはマトリックスみたいな空中演武を繰り広げ、よくわからないけど凄い女の子をめぐって
二つのオカルト組織と対立、死んで生き返って、最後は地球を救ったんだ・・・

これが殺人事件から始まった奇妙な物語のあらすじ。
もはや最初の殺人事件とは何だったのかと疑うほどの超展開で、これは酷いとしか言いようがないです。
ついでに分岐EDでは、主人公ともうひとりの主人公が会ったばかりにも関わらずすぐに愛しあう関係になって
めでたく子供もできましたーというご都合主義な話、でも雰囲気だけは一丁前。
展開によっては元彼女にキスするほど未練タラタラだったのに元彼女が死んでからの移り変わりが早すぎだし。
ありとあらゆる部分が支離滅裂で、もうね、シナリオ書いたスタッフはアホなんじゃないかと。
最初のワクワク感を返せよと。

まとめ

頭の先っちょだけは確かに面白かったです。
ただ中盤に進むにつれてサスペンスからオカルトチックになってきたと思いきや突然のバトル展開に突入したりで
プレイヤーは置いてけぼり。
どんなゲームだったかと問われると、ひたすら画面の指示通りにスティックを倒してましたとしか言えないほど
退屈なものでした。
じゃあ何故クリアしたのかと問われるなら、一応展開が気になったから、でもその展開も絶望的だったんで
こうやって不満を述べているわけです。
あと地味にフリーズが3回も発生して、システム面も問題あり、要注意。

だから最初の殺人事件のチャプターをクリアしたらスッとPS2の電源を落とすのがベストな選択だったわけか!!


↓ネタバレの愚痴は「続きを読む」から
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category: ファーレンハイト

tag: PS2_E.ファーレンハイト 
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