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ボディハザード  

「No Way」

マーシャルアーツ世界チャンピオンであるブレイク・ハンターが異次元から脱出するアクションアドベンチャー。
孤独の恐怖に負けず、己の肉体のみで異次元空間の謎に迫る。

【ジャンル】:アクションアドベンチャー
【プレイタイム】:8時間
【クリア】:クリア済
【難易度】:難しすぎ
【総合評価/おススメ度】:Z

【映像】:D
【音楽】:E
【シナリオ】:E
【熱中度】:E
【オリジナリティ】:C

【コメント】:まったく優れたところのないクソゲー

バイオハザード?

店頭で「BODY HAZARD」と書かれるのを見かけると「BIOHAZARD」に見えてしまうけど不思議な事ではありません。
だって表紙はウェスカーみたいな人がこっちをにらんでるし、裏表紙ではウェスカーがゾンビ相手にハイキックをかましてます。
バイオハザードってここまで進化してたんだ・・・という冗談はさて置いて、このゲームはアメリカから生まれた洋ゲーで
原題は"パーフェクトウェポン"らしい。
日本語タイトルが何故ボディハザードになったかは不明ですが、「バイオと間違えて買ってくれるんじゃね?」というスタッフの
悪徳だと私は推測してます。バイオをそれなりに意識して表紙も作ったんだと。

ゲーム内容は、さすがにバイオとは関係なく、異次元(雪国、寺院、森、砂漠、機械の5ステージ)に飛ばされた主人公の
ブレイクハンターが敵と戦いながら脱出するストーリー。
武器などは無く、パンチキックを組み合わせて約50種類の技で格闘できます。
実際プレイすると、戦闘の攻撃ボタンは「鉄拳」、やってることの基本は「TOBAL No.1」のダンジョンっぽい。
これだけの説明だと普通によくあるゲームだと思いますが・・・

クソゲーの定義

自分の都合に合ってなかったり、単に短所を煽る為だけでも「クソゲー」という言葉が飛び交う今日この頃ですが
私としては「クソゲー」という言葉をむやみやたらに使うことは好ましくないと思ってます。
今までゲーム(それこそ100円で買ってきたPSソフト)をたくさんプレイしてきましたが、実際に面白くなかったと思う作品は
なんだかんだあって退屈になったとか作業がしんどいとかそのような理由で、決して根からの「クソゲー」だとは思ってません。
嫌いな作品でも、グラフィックやストーリーが良いとかアイディアが面白いとか、どこか一部分でも良質なポイントがあると
そのゲームは「クソゲー」とは言い切れません。
そんな感じで自分は「クソゲー」の定義として、ゲームの長所部分がまったく無いものを指そうと思います。
客観的にクソな部分を面白がることもできるので、"クソゲー=面白くないゲーム"と考えるのはちょっと間違いで、
ゲームシステムやら何やら全てがクソだと思えたら、それがクソゲーです。

で、ボディハザードはその条件をクリアしてしまったのでハッキリ声を大にして言える。
ボディハザードはクソゲー。
普段「クソゲー」と言わない人が「クソゲー」と言ってるんだから相当ヤバイものだと察してほしい。

ひどいところ

どんどんピックアップしましょう。
そして8つのNo Way、学びましょう。

 1.移動方法にNo Way
 2.カメラワークにNo Way
 3.戦闘にNo Way
 4.アイテムにNo Way
 5.セーブ機能にNo Way
 6.ストーリーにNo Way
 7.説明書にNo Way
 8.音楽にNo Way

移動がし辛いです。歩くスピードが遅くて常にダッシュをしたいところですが、壁に当たるだけで移動を止める仕様。
ダッシュ中の旋回もあまり曲がらず、曲がり角では走ることが許されない。
止まるとダッシュするまで1秒はかかるし、壁に接触してたら走れないし、イライラの連続。
無理に壁に向かってダッシュすると「No Way」とボイスが聞こえて教えてくれる。これ、ゲーム中で一番よく耳にする声。

カメラワークが悪いです。バイオのような固定視点で、遠くプレイヤーがどこを向いているのか分かりづらい。
方向が分からないということは、移動中に壁にぶつかるハメになるし、ジャンプで岩場や高所を越えるようなシチュエーションでは
視点だけではジャンプできる距離が分からない。
たまにジャンプするべきポイントでも「No Way」ときこえてくる、だから今どこに立ってるんだよ。イライラ
移動すれば都合の悪い時にカメラがコロコロ変わるし、扉の位置が分からない、道が二手になってると気付くことなんてザラ。
最悪なときには画面外から出てもカメラが切り替わらない、主人公の姿がどこかさっぱり見えない。
あまりに遠いと「こっちにいるよ」と赤い矢印で表す親切心があるならカメラを早くかえろ。余計ムカつく。
プレイ画面より、画面左上のミニマップを見ながら移動した方が効率がいいほどカメラワークが信用ならない。

戦闘も加わると余計に混乱する。
敵と遭遇すると探索モードから戦闘モードに自動で切り替わり攻撃できるようになるが、ダッシュが難しくなったり
勝手に敵の方向を向いたり、要するに移動に制限がかかってしまう。
技は約50種類(パッケージ裏の情報にて)らしく、説明書には17種類までしか載ってない。
技を見つけるのがこのゲームの楽しみ方だが、結局ハメ攻撃が一番強いので、ややこしいコマンド技よりも
連打してる方が威力が高くなってしまう。
パンチは例のカメラワークのせいでよく当たらないし、キックの連打になりがち。
それと敵はガードできるのに自分はガードできない理不尽な戦い、まあ主人公は意外とタフではあるが。
敵に囲まれても一体ずつ相手をしてくれる、それ以外の敵は見てるだけなのでこちらとしては嬉しい。
ザコ敵の出現は多く、場所によっては無限増殖することも。逃げるのももちろん有効手段だが、ステージの最後に
黄色い球のアイテムを200~300個集める必要があり、これはザコ敵が落とすので、結果的にザコ敵は倒す必要あり。
一対一でハメ攻撃するだけの戦闘に爽快感もクソもない。

黄色い球もそうだがアイテムも意味不明。
主人公は物語の最初、寒さにより徐々に体力がなくなっていく。
しかし、このことに関しては何の解説もなしにメタボリックアジャスターというカプセルを探して使わないと死んでしまう。
説明書を読めば分かるものもあるが、とにかくアイテムの解説が乏しすぎる。
アイテムの中でも各地に散らばる文字盤は一体何だったのか、クリアした今でも不明。

それ以前にセーブが凄い。
PS時代でパスワード入力、メモリーカードなんて必要なし!一方で海外版ではメモリーカードが使えるらしい・・・!?
なぜ改変した。
アイテムは受け継げないが、"パスワードを紙にメモするだけ"でどこからでも再開できる、実に古い。

ストーリーも残念すぎる。
マーシャルアーツの試合中に異次元に飛ばされるのもぶっ飛んだ展開だが、この原因がストーリーでは一切明かされない。
各ステージに到着すると主人公が語り始めるが全部英語で日本語字幕がない。(説明書には翻訳あり)
さまざまなボスと戦って各地を転々と移動するが、異次元世界の手がかりは何もないし、主人公も追求する気が無い様子。
最後のステージの研究所は色々それらしい器具もあったが、考察する余地なんてない。
意味不明の一言に尽きる。
エンディングも全然収束しておらず、ラスボスを倒してわずか十秒ほどのムービーで何を理解できるか。
そしてそのムービーが終わればいきなりタイトルロゴ、スタッフロールもなしに最初に戻ります。
PSゲーム最速のED。もちろんエンディングは分岐しないで、この納得できないエンディング一択。
ちなみにスタッフクレジットがオプションにあります。

そして何より説明書に頼りきりのゲーム。
先ほどから、戦闘コマンド、アイテム解説、ストーリー説明、翻訳、すべて説明書に頼らないと何も分からない。
最後のページにはゲーム中には一切表記されない重要な暗号が書いてあるし、もう無茶苦茶。
攻略ヒントも少し書いてあるが中途半端、難しすぎるゲーム「ダークシード」でも全攻略が載るほど寛大だったが(あれは異常)
同じ理不尽なゲームなのに、こちらはピンポイントのヒントすら書いてくれない。
ここまで説明書は重要性があるにもかかわらず、翻訳もかなりザツ。
「メモリーカードを使用している場合は、ジャンプする前にセーブしておくとよいでしょう」と平気で誤記。
メモリーカードは使えないって翻訳スタッフすら気付かない無能っぷり。
「隠れボスを倒さなくともステージのクリアはできますが、是非相手をしてやってください」
ついに製作側からお願いされたwwwでも嫌だwwwwwwwwww

ついでに音楽も不気味。
ここまでとことん否定してきて、たまには褒めるか・・・みたいなことは一切ない。
全体的に曲がすぐにループして、同じリズムしか聞こえてこない、特に寺院(庭園のムーン)が気持ち悪い。
ゲーム中詰むことが多いので、不気味な音楽は気持ちをげんなりさせられることを思い知らされた。

さらについでにロードもヤバイ。
ロードがやたら長いのもあるが、なによりヤバイのがロード中に表示されるゲージが戻ること。
意味分からないかもしれないがロードゲージが100%まで溜まると色を変えて戻ってしまいまた増え戻り・・・
ゲージが2往復半しないとゲームが始まらないのである。
実際見ると笑えたが、ここにも狂気を感じた。

ゲーム史に名を残せるはずのクソゲー

こんなに文章長いと飛ばして読んだ人もいると思いますが、それほど不満な要素がたくさんあることが分かれば十分です。
行の数だけクソだったんです。
クリアしなくてもクソゲーだと分かるし、クリアしたらもっとクソゲーだと分かります。
私がプレイした中でも間違いなく5本指に入ります、殿堂入りです。

ただネット検索してもまだ情報が少ないのが現状、実は知名度が低い隠れたクソゲーなんですね。
ただ単に「クソゲー」と呼ばれるのとはわけが違う、本当の意味でのクソゲーだからこそ、こういうゲームを一度触れることで
クソゲーだけでなくゲーム全体の見方や考え方も変わってくると思います。
プレイすれば私の不満も理解できるんで、勇気あるプレイヤーは是非手に入れてほしいです。
一方で過去にこのゲームがバイオハザードと一緒に新品で並んでたことを考えると・・・恐ろしいかぎりです。

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