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ラーメン橋  

「華と咲くか?ツユと散るか?」

1950年代から1990年代までの間、ラーメンを作り続けた男の物語を描いた人生シミュレーションドラマ
一杯の特製ラーメンでラーメン勝負、町で発生した様々なトラブルを解決していく

【ジャンル】:シミュレーション
【プレイタイム】:22時間
【クリア】:クリア済
【難易度】:普通
【総合評価/おススメ度】:C

【映像】:C
【音楽】:C
【シナリオ】:B
【熱中度】:E
【オリジナリティ】:A

【コメント】:力道山のタイツ安すぎ

感想

ラーメンを作るゲーム、少なくとも私はあと「チャルメラ」くらいしか知らないので珍しいジャンルだと言えます。
面白そうだ、でもちょっと待ってください。
物珍しさでプレイしてみたいのも分かりますが、クリアまでには辛抱強さが必要かもしれません。
退屈なラーメン営業をやり抜く覚悟はありますか?

ラーメンを作るパートは面白いですよ、スープの味を4種類から決めて、80種類ほどある食材からダシと具を選べて
オリジナリティー溢れるラーメンを自作できますから。
醤油をベースに鶏ガラと魚介でダシを取ってチャーシューやナルトを乗っけてプレイヤーの腹が鳴りそうな
美味しそうなラーメンはもちろん、体に悪そうな化学調味料をふんだんに使ってダシをとり
トッピングにはショートケーキを5つ乗せした激マズラーメンも作れます。
ケーキの他にはマリモ、サンゴ、絵馬(神社でよく見る木札で間違いないです)などの変り種も
条件次第でトッピングできます。
それらは完全にネタとして楽しむものですが、シナリオで「バカにつけるラーメン」を作るときは
爪のアカにマグロの目玉を混ぜるという超絶レシピがあるなど(おまけにみんなこぞって美味しいと言い出す始末)
おかしなラーメンでも高評価になることが稀にあります。
醤油は刻みネギを、豚骨は万能ネギをトッピングする、ニオイ消しには酒やショウガを使うなど
食材にも相性や好みが存在して、ラーメン作りのセオリーが現実世界のようにしっかりしてます。
その食材情報はゲームでしっかりと説明書きであるので、読むだけでも豆知識となって面白いです。
まさかゲームでラーメンについて勉強できるとは思ってなかったんですが
これこそまさにラーメンシミュレーションと言っても過言ではないでしょう。

問題はラーメン屋を営業するパートがすごく退屈なこと。
ラーメンをタイミングよく湯切り(ノーヒントで苦労した)してマズい評価をもらった場合はお客のクレームに
合わせた選択肢を選ぶ、この1サイクルが大体45秒くらい。
1サイクルは短いけれど、1日の営業で5人分のその作業があって、最大7日分を営業することになるので
何度も湯切りとクレーム、長ったらしいけどカットできない、目を放すことも許されない。
もうやめてやろうかと思うくらいクソつまらない、すごい作業的に感じて面白くなかったです。
変化に乏しいゲームが非常に単調で面白くないのは致命傷だと思います。

じゃあゲームやめたら?と思うのが至極当然なわけですが、シナリオに関してはちょっと面白い、というか
声優陣の熱演が素晴らしいです。
このゲームのシナリオパートはフルボイスで構成されており、落語調で語り部をつとめるナレーションの
神田陽司氏がとてもいい味を出していて、本当に落語みたいで聞き入ってしまいます。
画面にはキャラの立ち絵と背景くらいしか情報がないのにも関わらず、音声を聞くだけで
情景が頭にスッと入ってくるのは、まるでドラマCDのよう。
各キャラクターもそれぞれ声優が演じて、主人公(声:銀河万丈)は江戸っ子のしゃべりをすることによって
情に厚いキャラであることを強調して、主人公がヨボヨボの爺さんになると声をしゃがらせてみたりと
キャラによって声を使い分けてるのもスゴい。
他の声優たちも演技がとても光っていて聞いてる分にはとても楽しいです。
普段声優の演技を気にしない私でも気に入ったわけで、このシナリオパートは必見、必聴でしょう。

シナリオも最初は落語調に合わせてかオチは付くがくだらない笑い話が多いわけですが、主人公の老いるにつれて
時代も街並も変化してゆき、終盤の90年代では長い付き合いの友人が他界する悲しいシナリオがあります。
実は全体のテーマとしては時間経過による哀愁を描いている、そんな気もします。
一方で死にそうな友人のためを想ってラーメンを振舞う、どう考えてもラーメンバカでしかない解決方法は
悲しいはずの話も喜劇に見えてくるのがなんとも不思議。

シナリオはクリアまで25話、分岐によって別シナリオも用意されているようで、分岐によっては主人公の顔が
キリッとした頑固オヤジから間抜けな鼻垂れオヤジに変化するとか、緑色の鼻水垂らしてて気色悪かった。
でも1話1時間くらいかかるので全シナリオ網羅はかなりに根気が必要でしょう。
有名な攻略サイトですら不完全なので、完全攻略サイトでも作ったらヒーローとして称えられそうな気がする。


とにかく1周するだけでも"割と"人間ドラマを味わえて、ラーメンだけでなく人生をもシミュレーションできる、
それがラーメン橋。
面白い部分は多々あるのに営業パートがどうしても退屈になるからオススメだけどオススメできない、
「面白いけどつまらない、つまらないけど面白い」という変わった評価のゲームでした。

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