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Grim Fandango Remastered  

「This little light of mine, I'm gonna let it shine.」

多くの評価を得たアドベンチャーゲーム「Grim Fandango」のリマスター作品。
死人のための旅行代理人マヌエル・カラベラはある女性との出会いをきっかけに人生を大きく左右させられる。

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【ジャンル】:アドベンチャー
【プレイタイム】:10時間くらい
【クリア】:クリア済
【難易度】:難しい
【総合評価/おススメ度】:C

【映像】:A
【音楽】:B
【シナリオ】:C
【熱中度】:D
【オリジナリティ】:A

【コメント】:チェピートの歌、うるさいけど何故かハマる

昔ながらのアドベンチャーゲーム

近年は映像技術が進化し続けてまるで映画のような観たり読み進めたりするような、プレイヤーにシビアな操作を求めないアドベンチャーゲームが増えたなと感じた矢先にこのゲームを見つけました。

元々のオリジナルは1998年アメリカのルーカスアーツより発売で、本国では非常に高い評価を得つつも日本においては未発売でしたが、2015年にPC版がリマスター化したことで日本へ上陸、2016年11月にPS Plusのフリープレイ作品になったことがきっかけでプレイすることになりました。

3DCGが一般家庭に浸透してきた90年台らしいこのゲームはまさに正統派の探索型アドベンチャーで、背景を一枚画にし、その上で3Dキャラクターを動かして、画面外に行けば他のシーンに切り替わるようなタイプのゲームです。
日本で言うところのバイオハザード1のイメージが一番近いです。
プレイしてて昔はこんなゲームが乱発されてたな-と、初見プレイながら思わず懐かしさに浸ってしまいました。

リマスター化したおかげなのか映像はとてもきめ細かく、キャラクターをぬるぬる歩かせることができるので、映像だけ見ると最近のインディーズゲームと言ってしまっても遜色ないレベルに映像が綺麗です。

歩くスピードがちょっと遅いなーと思っていたら、ボタン押しながら方向キーで走れることをプレイ中に知るようになり、操作チュートリアルすらないけど、自力でそういう発見をしながら進めることもあります。
これに関しては別に最近のゲームでもありえる話ですが、そんな些細なことですらノスタルジックです。

個人的にはそういう不親切さもノスタルジックな雰囲気に昇華されていると感じる一方で、謎解きに関しては納得のいかない操作を要求されることもあって、不親切さの良いところも悪いところも目立っている気がします。

このゲームを進めるにあたってぶつかる謎解きといえば、数値や暗号を解読するようなものではなく、大抵はギミックを稼働させてフラグ立てするようなものが多く、ゲーム内のヒントを元にとある場所に立ってボタンを押すか、数限られたアイテムを使うかで解決する話で済みます。

が、問題はゲーム内のヒントが結構少なく総当りになる可能性が高いことです。
関係のなさそうなアイテムが実は意外な使い方ができたり、それも適当にポチポチ押してたら偶然できたというケースがいくつかありました。
結果だけ見れば理解はできますが、その結果がなければその発想に至らないし、発想に至るまでのヒントがもっと欲しいと思いました。

もう一つの問題は、これもヒントが少ないに繋がる話ですが、コントローラー操作を提示してくれないことです。
先程、謎解きについて"ボタンを押す"と書きましたが、メインで使う「アクションが起こる調べるボタン」以外にもう一つ「アクションは起こさない調べるボタン」もありまして、稀ですがそれを押さなければ進めなかったりするケースもありました。
これも稀ですが、物を引っ張るときにボタンを押しながら方向キーを押すケースも特に操作指示がなかったため、先へ進めず悩まされました。

昔のゲームってこんなに難しかったかなーと思いながら攻略サイト見てたのですが、やっぱりヒントが少ない方でかなり難しいということらしいです。
(3年目の船からの脱出は無理ゲーだと思う)
こういった理不尽に付き合わされるのも久しぶりで、時代の流れを感じてしまいました・・・

他のゲームには無い雰囲気

そんな時代の流れに流されている状況とは打って変わり、舞台設定については非常に目新しさを感じました。
ギャングのような犯罪をモチーフとした1940~50年代アメリカの悲壮的な社会を描いたフィルムノワールと、死人のための旅行代理人という仕事のある死者の世界というフィクションを融合した、近年のゲームとしても見かけることのない非常に特殊で魅力的な舞台設定になっています。
大体の登場人物は全員ガイコツなところもより一層目を釘付けにします。

グロテスクなシーンこそほぼ無いですが(骨ですし)ゲーム進行中の会話内は常に誹謗中傷のブラックジョークが飛び交っており
ブラックな世界観とは非対称なほどに賑やかで明るい二面性を持っています。
全体のストーリーとしては、一人の営業マンの人生を描いた壮大な話ですが意外にも淡々と終わってしまったので個人的にはもっとガッツリ惹かれるような話が欲しかったところです。
しかしストーリーを楽しむというよりかは、むしろ雰囲気や個性的なキャラクターにガッツリとハマるような作品かなと思います。

それらの雰囲気を補うBGMは本格ジャズで、PS Storeの解説によると、オリジナルコンポーザーのPeter McConnellと、Melbourne Symphony Orchestraにより再レコーディングされたとか。
非常にオシャレで大人な雰囲気を感じることができる、まさにBGMにピッタリですごく心地よい音楽でした。

まとめ

ヒントの少なさにより難易度の高いアドベンチャーゲームになっており万人向けとは言い難いですが他のゲームには無い雰囲気を持っているため、特殊な+ノスタルジックな雰囲気を味わうためにプレイする価値は十分にある作品だと思います。

気をつけるべきは、プラチナトロフィーを獲得する場合、ゲーム開始直後にオプションからタンク操作に切り替えて(念のため)ゲームをスタートからやり直す操作が必要です。
ゲーム外でも不親切極まりない!
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