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ウィッシュルーム 天使の記憶  

「やはり、殺人事件は起きませんでした」

DSで小説を読み解くように、謎を紐解くアドベンチャーゲーム。
移動から部屋の調査まで全てタッチペン操作。
開発はCING、発売は任天堂。

【ジャンル】:アドベンチャー
【プレイタイム】:8時間
【クリア】:クリア済
【難易度】:やさしめ
【総合評価/おススメ度】:D

【映像】:B
【音楽】:C
【シナリオ】:C
【熱中度】:D
【オリジナリティ】:C

【コメント】:マッシュルームというよりウィッシュルーム

プレイのきっかけ

CINGは製作したゲームは少ないですが、「アナザーコード」と言うゲームもココの開発です。
アナザーコードはプレイ時間が短くて、アドベンチャーゲームとしては不満な部分がありましたので、
ウィッシュルームでは改善されているのか気になるところです。
あと、やはり安かった。

ストーリー

あんまりストーリーを語ると、まだやってない人に妬まれるのであらすじ的なものだけで。
セールスマンのカイルは、いわく付きの荷物を探すために
「願いの叶う部屋 ウィッシュルーム」があると言われている小さなホテルに泊まることになった。
一方、カイルは刑事だった頃の仲間が失踪したので、その手がかりも探していた。
そのホテルには目的の荷物はあるのだろうか・・・
仲間の手がかりは見つかりだろうか・・・

こんな感じ。
ああ、これからの一夜でどんな事が分かるのかと想像を掻き立てる始まり方で、ちょっとワクワクです。
夜のホテル。
ラブのほうではなくてw
いかにも殺人が起こりそうなシチュエーションですが、残念ながらホテルでは殺人事件は起きませんでした。
(オープニングでは撃たれた描写がありましたが)
さすがCERO Aなだけあって健全です。
小さなお子様がこれをプレイして、ふむふむと頷くほどお粗末な内容ではなく、ミステリー小説に近い印象を受ける深い内容です。
つまり対象年齢の決定は内容ではなく、血飛沫などのグロテスクやエロチックな表現法で決定されていることが分かります。
全然関係ないところで勉強させられました。

オープニングでは、少女が道路の端で何かを待っており、
この絶対に秘密を握っているだろう登場の仕方をしてて、最初から目が離せません。
もちろん道路にいたはずの少女はホテルにいました。
ほかにも、何か問題を抱えた人たちが数名ほどホテルにはいます。オーナー含めて。
一夜限りのホテルで、これらの問題を解決しちゃう元刑事のカイルさんが素敵です。(良い意味で)

あと絵が特徴的で、キャラが鉛筆デッサンで描かれており、色もないです。
さらにキャラが動いててビックリ。
会話中の動きも多くて、影の書き方もリアルで、棒立ちの立ちグラフィックとは段違いに良く見えます。
まるでキャラが本当に生きているかのようです。
まあ、建物はコテコテのポリゴンでした。
逆に建物も鉛筆デッサンだと醜いものになりますが。

タッチで操作、そして謎解き

ストーリーはホテル内の探索と人との会話で進行します。
探索では色々関係のないオブジェクトもあって、ホテルの様子が細かく描かれています。
このように上画面では様子、下画面には見取り図があります。
ちなみにこのゲームは常にDSを本を開いているように横に向けて持っています。
上画面と言っても実際は左にあります。(利き手によって変えれます)

下画面の行きたい方向にタッチすれば見取り図が動いて、同時に上画面で主人公の視点でのホテルの様子が分かります。
このように画面を二分割させて、DSの二画面の特徴をうまく活用できています。
しかし画面が縦長で、普段の横長より画面がどうしても狭く感じてしまうのが難点です。
高校の美術で習った話なのですが、縦長のキャンバスは奥行きの表現がし易い分、視野が狭くなります。
それと同じで縦長の画面だとどうしても狭く思えるのです。
探索が重要なゲームで画面を狭くするのは痛いです。
画面の比率の重要さを身に沁みました。

部屋を探索する場面では、調べるポイントが多く面倒です。
アドベンチャーで調べるのが面倒だとかいうと元も子もないのですが、
手当たり次第に調べないと進行しないストーリーにイライラしました。
だから必要のない部分を見極めなくてはなりません。
ドアだけでもノブ、部屋番号の表札を調べれて、さらにノックできます。
用のない部屋をノックしても誰も出てきません。
これは無駄な労力です。
こういうところを考えて行動すればスムーズに進みます。
でも、夜のホテルで、あらゆるドアと言うものをノックするカイルはお茶目にしか見えません。
元刑事の慎重さはどこ行ったのやら・・・

会話は普通にフーンと思いながら進めれます。
時には情報収集のために質問を選択しなければなりません。
これが相手を怒らせる内容だと、即ゲームオーバー。
真実を知ることも重要ですが、相手の立場になって考えて、怒らせない内容を選ぶことも重要です。
推理ではないですが、考えさせられるところ。

そして肝心の謎解き。
タッチペンなどDSの機能の活用を強いられます。
これには意外な発想もあってすごくおもしろいです。
まあ、特に悩むこともなくサクサク進んでしまいましたが。

まとめ

謎解きがそこまで多くなく、おまけのような扱いになってます。
アドベンチャーとしてはもっと多くて難しい方が満足できましたね。
ストーリーは巧妙に絡み合ってて、やはり推理小説のような感じです、推理要素は少なめですけど。
人を探しているのに、ヒントが少なく、見つからないことが多かったです。
ストーリーが一本道ですから、その人が見つからない限り進めません。
三十分も探したこともあります。
結局それは単に見落としでしたが、ホテルは狭いのに見つからないのはとても腹が立つことです。
もっとスムーズにするためにヒントがあれば良かったのに。
その点で不親切でした。

音楽はジャズがあったりで大人っぽい雰囲気でした。
今までの推理を整理するときの音楽もカッコよかったです。

お酒を頼むカイルもカッコよかったです。
軽いジョークも得意です。
序盤で階段で座っている女の子を泣かせてホテルを追い出されたカイルは明らかにジョークではなかったと。
なんかカイルは面白いヤツです。

まとめれば、謎解きよりストーリー重視なゲームでした。
謎解きとしては物足りない。
マッシュルームというよりウィッシュルームでした。

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