げむぷれ! ホーム »
最近の記事

トゥハート2 デラックスプラス  

「ごーかんまー!!!」

ヒロインは総勢19人、大幅ボリュームの学園恋愛モノテキストアドベンチャー。
PS3版ではハイビジョン化、シナリオ追加、モーションポートレートを搭載。

2017年07月16日(Sun)19時58分04秒2017年07月16日(Sun)20時00分30秒
2017年07月16日(Sun)20時02分50秒2017年07月16日(Sun)20時01分58秒

【ジャンル】:テキストアドベンチャー
【プレイタイム】:長かった・・・
【クリア】:クリア済
【難易度】:普通
【総合評価/おススメ度】:S

【映像】:A
【音楽】:S
【シナリオ】:S
【熱中度】:A
【オリジナリティ】:B

【コメント】:ご都合主義な展開すら楽しい

ウォーミングアップのつもりが

1年半ほど前、ホワイトアルバムをクリアしてから、しばらくは続編のホワイトアルバム2をプレイしなきゃなと思っていたのですが、待望の大きな作品であれば季節感を大事に冬にプレイしなければならないと思い、その年の冬にクリアできる時間も無さそうだったので連投はしませんでした。

その代わりに次にプレイすべきゲームを考えたところ積みゲーと化していたToHeart2に辿り着きました。
というのも同社制作の作品だし何かしら雰囲気は似たり寄ったりだろうと、正直ホワイトアルバムの二番煎じだろうと思ってました。

これが二番煎じどころではなく、何も知らなかった自分が恥ずかしいくらいにめちゃくちゃ面白かった・・・


ToHeartは、中身を言ってしまえば王道な学園恋愛モノ。
放課後の行き先と会話の選択肢によって結末が変わるタイプの非常にスタンダードな選択式のテキストアドベンチャーです。
行き先はヒロインの姿がアイコンで表示されており、お目当てのヒロインを選択し続ければ基本的に大丈夫ですが、一部ヒロインや一部選択肢がいじわるなため、例によって攻略サイト様の力を借りつつシナリオ読みを中心にプレイしました。

シナリオについては、これから高校二年生に進級する主人公の3月~6月頃までの平穏な日常を過ごし、その中で女の子と出会い、仲良くなって、時には喧嘩して、ハプニングを乗り越えて恋仲に発展する・・・というこれまたスタンダードです。

概要だけ述べると平凡に見えますが、本作はヒロイン数が多く、どれも個性派ぞろいなところが非常に魅力的です。
妹分・姉貴分の幼馴染に始まり、上級生や下級生、幼馴染の母親や小学生、それだけに留まらず宇宙人やロボットも登場します。
外面だけでなく性格面に関してもとんでもないキャラが多い印象ですが、中身はド定番なラブコメです。
それらヒロインがしっかりとしたキャラクターになっており愛着がわき、すごくハマってしまいました。

気づけば Feeling Heart

シナリオを読み進めると、ヒロイン達が普段見せている表の顔と、実は心の内側で悩んでいる裏の顔と、二つの顔を持つことがほとんどです。
表では、明るく振る舞っているだとか、無愛想だとか、それこそロボットや宇宙人の設定だとかの第一印象ばかり目立ちがちですが、どっぷりハマる面白いポイントといえば、表の顔には見えなかった意外な裏の顔が、会話やシナリオの流れで見え隠れし始めた頃でしょう。

ヒロインたちが裏で悩み葛藤している内容は、当人としては人生を揺るがす大きな問題であったりして、プレイヤーとしても主人公と重ねて親身になって考えてしまいます。
例えば、表では明るく振る舞っていたが、裏では他人と異なる自分という存在をどう受け入れ、想い人とどのように付き合えばいいかという、多くの人が悩んでいるであろう恋についての永遠のテーマとか。

あるいは、外見は本物の人間でなくても、中身は人間と等しい感情を有していれば、ルールや法則に従わず、人間と同じように恋をして良いのかというテーマなんかも登場します。

表の顔だけの一発屋で終わらせず、テキストでの心情やグラフィックやボイスなど丁寧に描かれているお陰で、プレイヤーにとっても状況を読み取りやすく共感しやすい環境になっており、シナリオにどっぷりハマり込んでしまいます。

その悩み解決のシナリオこそ、現実世界の自分たちにも当てはまる、プレイヤーに訴えかけるようなテーマになっている気がします。
客観的に見ればただのフィクションではありますが、どうも共感を呼ぶような生々しいセリフやキャラクターの動きを感じてしまい、ヒロインの姿から目を離せず、より深くのめり込んでしまいます。

エンディングを迎えた頃には、表の顔と裏の顔の全貌が明らかになったそのキャラクターの性質を知ってしまっているので、そして自身が親身に考えて時間を過ごしてしまったがために、プレイヤーは知れば知るほどにそのヒロインが愛しくなってきます。
それは次のキャラシナリオがプレイできないほどにはしばらく引きずってしまいます。
そして日常にあった些細な会話や痴話喧嘩、互いの微妙な距離に一喜一憂する感じや、大事に至るかもしれないドキドキ感や、問題解決後の安堵など、思い返せば全てがハッピーエンドへと繋ぐための伏線だったんだなーと、想い人の居るハートフルな世界の余韻に浸ってしまいます。

それこそ期間にして1年半ほどかけてまでプレイできた理由は、このキャラクターに対する愛と、心地よい余韻があったからだと思います。

上記についてはギャルゲーに限らず、創作話であれば何でも当てはまるとは思いますが、ToHeart2については個人的には特に心を掴んできたキャラゲー作品でした。

表面的な事

攻略できるヒロインは総勢19人。
フルボイスを聴いてプレイすると、一人あたり大体5時間前後かかると思います。
単純に足し合わせると合計で95時間?あれ、そんなにプレイしたっけ?

実のところプレイ期間の内訳を把握していませんが、2016/2~2017/8までの期間、
試算で 19ヶ月 ≒ 月一ペースでシナリオクリア していることになっています。
そんなアホなと思いつつ、トロフィーの履歴を見ると本当にかかってやがる・・・

今までこんなにテキストアドベンチャーで時間をかけたことがないくらい驚異的なスローペースになり、、全部プレイするなら相当覚悟すべきだったと反省しています。

あと、これだけたくさんの女の子が居れば、好みの子も当然いるわけで。
犬も歩けば棒に当たると、数撃ちゃ当たると、ある意味では幅広い層が楽しめると思います。
ということで、無関心な人々をギャルゲーに引きずり込む素質は十二分にある作品だと思います。


ゲーム内のテキスト表示がウィンドウ形式ではなく、背景を覆うように画面全体にテキストが表示されるのが特徴的です。
一昔前のサウンドノベルを彷彿とさせるような、ギャルゲーとしては珍しいビジュアルに初見では驚いてしまいます。
テキストが背景だけでなく肝心のキャラクターも覆うので場合によってはそれらが見にくいデメリットがありますが、テキストを大きなサイズで多くの文章量を表示できるメリットがあるため、情報量はこの表示方法がいいのかと思います。
主要スタッフが抜けたToHeart2でも第1作目のToHeartをリスペクトして、あえて作品らしさを残すためにこのテキスト形式が採用されているのかなと勝手に予想しています。


タイトルとしては続編を掲げているものの前作との物語の繋がりは無く、ToHeart1から登場した来栖川の名やメイドロボの設定等の舞台は共有しているみたいですが、私のように前作を知らなくても十分に遊べる内容でした。
(緒方理奈のCDとか緒方英二出演?の映画とかホワイトアルバム小ネタもありますが知らなくてもいいレベル)

またPS2版やPC版や追加シナリオのAnother Day版など色々と発売されて混乱しがちですが、このPS3版は全年齢でない一部シーン以外は全部入りなので、全シナリオを楽しむならPS3版で間違いなし。
さらに初回限定版はサウンドトラックと画集があるので完全版とも言えるお得セットです。


それと映像としては十分に綺麗だし、モーションポートレートを利用していることが大きな特徴的です。
ホワイトアルバムでも採用された機能を続投し、ただの立ち絵で終わらせることなく、テキストを進めれば2DCGのキャラクターが滑らかに動きだし呼吸するかのように胸や肩を揺らしているため、キャラクターがとても生き生きして見えます。
セリフだけで訴えることなく、立ち絵の生き生きとした動きが感情移入に一役買っている、PS3スペックのゲームであれば全てに採用してほしいくらいの、まさに代表例となる機能だと思っています。

BGM

あとは個人的にはBGMがこれまた大ヒット。
ホワイトアルバムから思っていたのですが、Leafもといアクアプラスの作曲家陣はなんだか全体的に古臭いセンスとも言えますが、その時代に凄く強い刺激を受けているであろう良いジャンルの楽曲ばかりで、同時に私の大好物のジャンルであることも分かりました。

ToHeartは特に起承転結、喜怒哀楽のある展開ゆえ、バラエティに富んだ曲が多いのも特徴です。
そしてそれらがこの学園モノのラブコメと非常にマッチしていて聴いてて非常に心地が良かったです。

この「古臭い」ところにも実は明確な理由があり、いくつかの共通シナリオBGMはToHeart1のリメイク版のようで、その時代のセンスや流行りが反映されているのではないかと思います。
初代ToHeartからのファンにとっては懐かしく、ToHeartらしさを残すための粋な試みだと思います。

それらの曲をいくつかピックアップしました。(リンクは拾い物です)

【Sunshine Day】
街中にお出かけなタイミングで流れる、80年代を感じるシンセ音の強い爽やかなジャズフュージョンBGM。
https://www.youtube.com/watch?v=1WbRLzZDJRs

「あれ、何か聞いたことがあるな?」と思っていたら、ホワイトアルバム2にも収録されていた曲でした。若干音量だけ調整してる?
ゲームもやったことないしゲーム内で使用されているか知らないですが、サントラだけは異常に聴いている妄信者なのですぐに分かりました。
さらに調べているとToHeart1からのリメイク曲のようで、リメイク数も多い曲です。

ToHeart(PC版)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14413420

原曲にして一番好きなバージョン。5:08あたりから再生。
暇さえあれば全曲聞けってレベル。
かなりリアルな残響かけてるし、ドラムの打ち込みがマジっぽいし、ゲーム音楽だからという妥協が全く無い感じがすごく好き。

ToHeart(PS版)
https://www.youtube.com/watch?v=ZQM1WbeOhQk

原曲をPS内蔵音源に変更し、併せて曲キーも変更してアレンジ。

アレンジCD版
https://www.youtube.com/watch?v=-t9mMmsb-y8

原曲をジャズセッションで生音演奏。

アレンジCDは多数発売されており、それらを探すためCDショップを漁るのが最近の日課になりつつある中で気づいたことがあります。

PS3版の初回限定版に同封されているコンプリートサウンドトラックは、単体発売されているサウンドトラックよりも1ループ短いのです。
音源は同じだけど、本当の意味でコンプリートするなら単体のサントラを購入する必要があるよという誰得情報。

【Feel My Heart,Feel Your Heart】
https://www.youtube.com/watch?v=tQrnE7cVgfM


【それぞれの未来へ】
https://www.youtube.com/watch?v=aKLq-M71ZB0


【夕暮れ願い星】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19275312

メロドラマに使われそうな、泣かせに来るメロディー色の強いBGMを三種類。
どれもイルファさんがグッとくるセリフを喋っている時にかかるBGMで涙腺揺さぶられる。もうイルファさんのテーマでいいんじゃないかな。

【ストレンジ・エンカウンター】
ToHeartにおいてあれこれとテーマ曲を挙げたらキリがないので、
一つ選ぶとするとるー子のテーマ。
https://www.youtube.com/watch?v=FMyl19RnBsQ

ゲームプレイ後はどうしてもシナリオとキャラも含めた総評になりがち。
AメロBメロサビのように物語の情景が思い浮かぶような綺麗な展開の曲だと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=-lcnY6rwxig

ボーカル曲みたいと思ったらボーカルCDが存在するというね、ご褒美すぎます。
しかし原曲キーでないところが最高に惜しい、というか原曲キーで歌ったら喉潰しそう。


まとめ

BGM聴いてたらまた余韻に浸って戻って来れなくなるのでここで切り上げ。
シリーズが20周年目という節目を迎えても一部ファンから熱烈に支持されているというのも今なら頷けます。

イチャイチャ成分はもちろんですが、彼女たちの成長物語として見ても内容が濃く面白かったため、(純愛とは正反対なジャンルな気がしますが)ホワイトアルバムと比較してシナリオは圧倒的にToHeart2の方が好きで面白かったです。

ギャルゲーというジャンルに抵抗なければ必ず触れるべき名作だと、この時代になって今更ToHeartに触れた新参者の意見を書いておきます。


以下「続きを読む」よりネタバレありの感想。

-- 続きを読む --
スポンサーサイト

category: トゥハート2 デラックスプラス

tag: PS3_S.トゥハート2デラックスプラス 
tb: 0   cm: 0

Grim Fandango Remastered  

「This little light of mine, I'm gonna let it shine.」

多くの評価を得たアドベンチャーゲーム「Grim Fandango」のリマスター作品。
死人のための旅行代理人マヌエル・カラベラはある女性との出会いをきっかけに人生を大きく左右させられる。

Grim Fandango Remastered_20161105225432Grim Fandango Remastered_20170205011820
Grim Fandango Remastered_20170129175220Grim Fandango Remastered_20170129180352


【ジャンル】:アドベンチャー
【プレイタイム】:10時間くらい
【クリア】:クリア済
【難易度】:難しい
【総合評価/おススメ度】:C

【映像】:A
【音楽】:B
【シナリオ】:C
【熱中度】:D
【オリジナリティ】:A

【コメント】:チェピートの歌、うるさいけど何故かハマる

昔ながらのアドベンチャーゲーム

近年は映像技術が進化し続けてまるで映画のような観たり読み進めたりするような、プレイヤーにシビアな操作を求めないアドベンチャーゲームが増えたなと感じた矢先にこのゲームを見つけました。

元々のオリジナルは1998年アメリカのルーカスアーツより発売で、本国では非常に高い評価を得つつも日本においては未発売でしたが、2015年にPC版がリマスター化したことで日本へ上陸、2016年11月にPS Plusのフリープレイ作品になったことがきっかけでプレイすることになりました。

3DCGが一般家庭に浸透してきた90年台らしいこのゲームはまさに正統派の探索型アドベンチャーで、背景を一枚画にし、その上で3Dキャラクターを動かして、画面外に行けば他のシーンに切り替わるようなタイプのゲームです。
日本で言うところのバイオハザード1のイメージが一番近いです。
プレイしてて昔はこんなゲームが乱発されてたな-と、初見プレイながら思わず懐かしさに浸ってしまいました。

リマスター化したおかげなのか映像はとてもきめ細かく、キャラクターをぬるぬる歩かせることができるので、映像だけ見ると最近のインディーズゲームと言ってしまっても遜色ないレベルに映像が綺麗です。

歩くスピードがちょっと遅いなーと思っていたら、ボタン押しながら方向キーで走れることをプレイ中に知るようになり、操作チュートリアルすらないけど、自力でそういう発見をしながら進めることもあります。
これに関しては別に最近のゲームでもありえる話ですが、そんな些細なことですらノスタルジックです。

個人的にはそういう不親切さもノスタルジックな雰囲気に昇華されていると感じる一方で、謎解きに関しては納得のいかない操作を要求されることもあって、不親切さの良いところも悪いところも目立っている気がします。

このゲームを進めるにあたってぶつかる謎解きといえば、数値や暗号を解読するようなものではなく、大抵はギミックを稼働させてフラグ立てするようなものが多く、ゲーム内のヒントを元にとある場所に立ってボタンを押すか、数限られたアイテムを使うかで解決する話で済みます。

が、問題はゲーム内のヒントが結構少なく総当りになる可能性が高いことです。
関係のなさそうなアイテムが実は意外な使い方ができたり、それも適当にポチポチ押してたら偶然できたというケースがいくつかありました。
結果だけ見れば理解はできますが、その結果がなければその発想に至らないし、発想に至るまでのヒントがもっと欲しいと思いました。

もう一つの問題は、これもヒントが少ないに繋がる話ですが、コントローラー操作を提示してくれないことです。
先程、謎解きについて"ボタンを押す"と書きましたが、メインで使う「アクションが起こる調べるボタン」以外にもう一つ「アクションは起こさない調べるボタン」もありまして、稀ですがそれを押さなければ進めなかったりするケースもありました。
これも稀ですが、物を引っ張るときにボタンを押しながら方向キーを押すケースも特に操作指示がなかったため、先へ進めず悩まされました。

昔のゲームってこんなに難しかったかなーと思いながら攻略サイト見てたのですが、やっぱりヒントが少ない方でかなり難しいということらしいです。
(3年目の船からの脱出は無理ゲーだと思う)
こういった理不尽に付き合わされるのも久しぶりで、時代の流れを感じてしまいました・・・

他のゲームには無い雰囲気

そんな時代の流れに流されている状況とは打って変わり、舞台設定については非常に目新しさを感じました。
ギャングのような犯罪をモチーフとした1940~50年代アメリカの悲壮的な社会を描いたフィルムノワールと、死人のための旅行代理人という仕事のある死者の世界というフィクションを融合した、近年のゲームとしても見かけることのない非常に特殊で魅力的な舞台設定になっています。
大体の登場人物は全員ガイコツなところもより一層目を釘付けにします。

グロテスクなシーンこそほぼ無いですが(骨ですし)ゲーム進行中の会話内は常に誹謗中傷のブラックジョークが飛び交っており
ブラックな世界観とは非対称なほどに賑やかで明るい二面性を持っています。
全体のストーリーとしては、一人の営業マンの人生を描いた壮大な話ですが意外にも淡々と終わってしまったので個人的にはもっとガッツリ惹かれるような話が欲しかったところです。
しかしストーリーを楽しむというよりかは、むしろ雰囲気や個性的なキャラクターにガッツリとハマるような作品かなと思います。

それらの雰囲気を補うBGMは本格ジャズで、PS Storeの解説によると、オリジナルコンポーザーのPeter McConnellと、Melbourne Symphony Orchestraにより再レコーディングされたとか。
非常にオシャレで大人な雰囲気を感じることができる、まさにBGMにピッタリですごく心地よい音楽でした。

まとめ

ヒントの少なさにより難易度の高いアドベンチャーゲームになっており万人向けとは言い難いですが他のゲームには無い雰囲気を持っているため、特殊な+ノスタルジックな雰囲気を味わうためにプレイする価値は十分にある作品だと思います。

気をつけるべきは、プラチナトロフィーを獲得する場合、ゲーム開始直後にオプションからタンク操作に切り替えて(念のため)ゲームをスタートからやり直す操作が必要です。
ゲーム外でも不親切極まりない!

category: Grim Fandango Remastered

tag: PS4_C.GrimFandangoRemastered 
tb: 0   cm: 0

SIMPLE 500シリーズVol.2 THE 密室からの脱出  

「でゅるるるる~~~~!!」

ダウンロード専用のシンプルシリーズ、脱出系のアドベンチャーゲーム。
気がつくと旅館の一室に閉じ込められた・・・全4ステージから脱出に挑戦!

2017年05月14日(Sun)18時34分18秒2017年05月14日(Sun)18時39分31秒
2017年05月14日(Sun)18時41分47秒2017年05月14日(Sun)18時46分52秒

【ジャンル】:アドベンチャー
【プレイタイム】:8時間
【クリア】:クリア済
【難易度】:ちょっと難しい
【総合評価/おススメ度】:D

【映像】:C
【音楽】:D
【シナリオ】:D
【熱中度】:E
【オリジナリティ】:C

【コメント】:女将が戦隊やってたって元ネタあるのかな?

感想

PS Plus フリープレイ 2017/4に配信されたタイトル。

SIMPLE2000と呼ばれていたように、PS1時代は2000円だとかPS2だと2500円ぐらいの価格帯で販売・提供していたシリーズなわけですが、いつの間にかPS3ではワンコイン販売していることを知りませんでした。
そもそもパッケージ販売から離れてダウンロード版に専念しているとかで、だからパッケージを見かけなくなったんだーと納得。

今思うとテーブルゲームとかバラエティゲームの類に2000円も出費できた時代がウソのように思えてきますね。
今なら携帯アプリで数百円、無料もちらほらありますし。
ユーザーにとっては昔よりもグラフィックの質の良いものを安価で提供できている良い時代になってますが、様々な物価が高騰する中で、開発者側としては市場相場に合わせないと高額だと思われてしまうところに時代の波というかゲーム業界の闇を感じます・・・


前置きはともかく、このゲームについて。
シンプルシリーズなだけあってテーマが非常に分かりやすく、脱出というフレーズが心をくすぐられます。
実際面白そうと思ってダウンロードしましたから。

プレイしてみると、脱出ゲームという最低要件は満たしているはずだけど、面白いかと言われるとちょっと微妙。

微妙と思った点としては謎解きパズルをしているというよりも、物探しをしている感覚に陥ったこと。
数字を元に扉の鍵を施錠する・・・みたいなパズルはあるにはありますが、その数は少ない印象です。
物を拾って、くぼみに当てはめて・・・というリトライを繰り返してたような。
悩む場面もありますが、そもそも物を拾えてないとか、当てはめるアイテムが間違っていたとかで進行ストップすることの方がパズルに悩むよりも圧倒的に多かったです。
そういう類の進行ストップは、ヒントがほぼ無いため総当りになりやすくプレイしているのがしんどくなります。
さすがにクリックポイントが明らかに小さいとかそういう激ムズな理不尽はありませんでした。

それとシナリオ。
脱出といえば、ここはどこなのか、何故閉じ込められたのか、といったミステリアスな演出がベターですが、この作品に関してはそういうのがほぼ無いです。
主人公は幽閉されているにも関わらず常に漂々とした態度で、各場面では唐突にマヌケでシュールな小言とか挟んだりして、脱出のイメージからかけ離れている場ハズレなイメージのキャラクターと言えます。
途中の展開からSFチックになったり、コメディテイストになったり、悪い意味で展開が全く読めず意味不明です。
アングラ感や緊張感はほぼ皆無なので、当初想定していたワクワク感からは外れたシナリオでした。
まあ明るい軽快な内容として前向きに捉えることもできますが、それにしても絵面や音楽がミステリー寄りなので、ミスマッチしているような気がしてなりません。
ただしエンディングが二種類あるとか、エンディングの伏線回収とか、頑張っている点も確かに見受けられますので全否定はできません。
コメディ感がギャップとなりアッと驚かされる場面も。

あとは音量が何故か大きいことや、もっと快適な操作がなかっただろうかとか細かな点もちらほらあります。

プレイするとしても、PS3で3D脱出ゲームをプレイしたいとか、コメディテイストな脱出ゲームをやりたいとかぐらいでしょうか。

シンプルシリーズって面白いのかつまらないのか微妙な作品が多いのである意味平均的な内容とも言えます。

category: SIMPLE 500シリーズVol.2 THE 密室からの脱出

tag: PS3_D.SIMPLE500シリーズVol2THE密室からの脱出 
tb: 0   cm: 0

劇場版 ソードアート・オンライン ―オーディナル・スケール―  

公開も随分前だし、見たのも前月だったけど
VRの話をしたいからもう一個書く。

20170528_sao.jpg

TVアニメ「ソードアートオンライン」のユウキ編(マザーズロザリオ編)のその後を描いたスピンオフのような作品。
登場キャラクター達はそのままなので、アニメ版の視聴は必須になります。

そもそも私が最初にアニメ版ソードアートオンラインに興味を持ったのが
MMORPGが題材であったり、abec氏によるキャラクターデザインが好きだったりで見始めましたが、なかなかどうも面白い作品に仕上がっており、続きはいつかいつかと密かに心待ちにしてました。

・ゲーム世界でありつつも死んだら全てを失ってしまうスリリングな展開
・沢山の可愛い女の子に囲まれて何故か一方的に好意を寄せられるハーレム展開
・超強い主人公が残虐で卑屈で強大なラスボスと対峙する、熱いバトル展開
アニメ版の面白みとしては上記の三点ですが、映画に関してもこれらの要素は一応網羅されており、2時間という短い時間でしっかりまとめられていました。

特にバトル描写が非常に丁寧な印象で、原画枚数が多いというか、戦闘の中での攻防がしっかり書かれており見応え十分でした。
戦闘好きには特にオススメです。

ラスボスは反吐の出るような外道では無いので、憎しみを一気に晴らすような熱量はありませんが、最後にチートが横暴するのでスカッとはします。

今回のお話はメインヒロインのアスナが中心で、新キャラのアイドルとか今までの作中ヒロインはガヤ扱いであまりハーレムはありません。
若夫婦を見守る図になりますのでイチャイチャはしてるので個人的には良かったです。(こいつら本当に高校生?)

まだまだソードアートオンラインには期待できそうな希望を持てる作品でした。

ちなみに今までは仮想現実というVRでゲームをしていたわけですが、今作のみ拡張現実というARがゲームになっています。
キリトさんがあまりにも運動不足で「やっぱりVRだよな」と言い訳をしてたのはちょっと笑ってしまいました。
この時は他人事のように笑っていたのですが、最近PSVRを高額ながら購入しバイオ7をやるとこれがなんと3D酔いしてしまい、仮想現実で動き回るキリトさんってやっぱ凄いと実感してしまいました・・・

category: 映画

tb: 0   cm: 0

夜は短し歩けよ乙女  

一ヶ月以上ブログを更新できてませんでした。
延命措置として映画のことでも書きます。ネタバレなしで。

20170513_otome.jpg

原作が出版されたのは10年前くらいで、なぜ今頃掘り起こしたのか?
そして同じ原作者、監督、キャラデザインだった「四畳半神話大系」が2010年にTVアニメを放送してるにも関わらず、
なぜこれも続投しなかったのかと疑問に思って仕方ありませんでした。

調べてみるとどうやら四畳半の後にアニメ化する企画はあったらしいですが、
諸事情で一旦はよそのプロジェクトになったみたいで、今回それが舞い戻って再スタートしたとか。
http://www.asahi.com/articles/ASK4656W1K46UCVL01C.html
本人たちの希望も叶ってるのでめでたしというところでしょうか。

肝心の本編ですが、個人的には微妙だったかも。

大学生の男の子(先輩)と女の子(黒髪の乙女)が別々の道を進みつつも、最終的に互いに惹かれ合うような不思議な出会いの物語なわけですが、ところどころよく分からない描写が見受けられます。
それが最後につながる伏線であった場合はまだ良いですが、特に意味はなくただの過剰表現だったりする場合もあるため、全貌を理解していない視聴者にとってはどういう描写なのかハテナが飛び交っていたのではないかと思います。(2度目の視聴だとこの判断ができるみたいです)

この'過剰表現'って別にバイオレンスとかセクシャルとかではなく、絵を崩して面白可笑しく描いているという意味なんですが、これを「素晴らしい作画だ」とか「画期的な演出だ」と捉えるか「よくわからん」と捉えるかの違いになってきます。
私は残念ながら後者の立場だったので、あまり好ましく思えませんでしたが、かなり好みが分かれそうです。

一方で先輩と乙女を交互に語ることで、話は切れるけれど短編小説のような展開がなされ、各所にあった伏線を含めそれら全てを集約するようなラストのオチは、視聴者をなるほどと思わせる、一作品として非常にまとめあげたところは非常に高評価です。
(四畳半でもアッと驚く摩訶不思議なオチでしたが、それとは異なるオシャレでステキなオチが好感持てます)

視聴後は映像や音楽に騙されて壮大な作品を見たかのような気持ちになりましたが、実はただの一般大学生の、主に大学生活圏内の小さな恋物語なので、内容を深く観察すると大したことのないことを壮大に語っているだけなので、作品を通しても'過剰表現'気味だったことに気が付きました。

騙された感も含めて個人的には微妙という感想になります。申し訳ない。
オチは大好きです。

category: 映画

tb: 0   cm: 0

プロフィール

最新記事

カテゴリー別

おすすめ度ランク別(タグ)

▲ Pagetop